「市販のルウで作ると、どうしても味が単調になりがち……」 そんな悩みを解決してくれるのが、2/7放送の『ミキティダイニング』で紹介された、中川翔子さん(しょこたん)流のこだわりレシピです。
しょこたんが普段から入れているという「隠し味」に、ミシュランシェフの知恵を掛け合わせたこのレシピは、まさに「家庭でたどり着ける、最高にリッチな一皿」。
意外な調味料の組み合わせが、複雑で奥行きのあるソースの正体でした。一口食べれば、家族から「今日のシチュー、お店の味みたい!」と喜ばれるような、いつもより少し特別な仕上がりになります。
🛒 準備する材料(ビーフシチュー:約4人分)
✨ メイン具材・ベース
・牛ブロック肉 ・・・ 600g
・玉ねぎ(2個) / にんじん(1本) / じゃがいも(2個)
・赤ワイン(300ml) / 水(1000ml)
・ローリエ(1〜2枚) / 市販のビーフシチューのルウ(1箱)
🌈 プロ推奨&しょこたん流!隠し味リスト
・普通の味噌 ・・・ 大さじ1(※シェフ推奨は八丁味噌ですが、代用OK!)
・トマトペースト ・・・ 大さじ2 ・クリームチーズ ・・・ 大さじ1(※仕上げ用)
・旨味の層を作る調味料 ・・・ オイスターソース / ケチャップ / ガラスープの素 / 中濃ソース / ウスターソース / ラカント(または砂糖)
🍳 プロの知恵とミキティ流のリアル!調理ステップ
1. 【下準備】肉と野菜を炒める
フライパンに油を引き、牛ブロック肉と野菜を炒めていきます。
💡【ミシュランシェフのアドバイス】
「焼き目」が香りを引き出す最大の秘訣!
ただ火を通すのではなく、強火で表面にしっかりと焼き目をつけるのがポイントです。この「焼き色」こそが芳醇な香りを引き出し、ソースに溶け出すことで、家庭の味をワンランク上の仕上がりへと格上げしてくれます。
-
ミキティ流の工夫:肉を焼いた旨味が残るフライパンでそのまま野菜を炒め、脂の甘みを野菜にまとわせます。
2. 【煮込み】赤ワインでじっくり煮込む
鍋に具材、赤ワイン、水、ローリエを入れて煮込み、アクを丁寧に取り除きます。
💡【ミシュランシェフのアドバイス】
八丁味噌とトマトペーストで熟成感を
ここで味噌とトマトペーストを加えるのがプロの裏技。発酵食品の旨味と酸味が合わさることで、短時間の煮込みでも、まるで一晩寝かせたような深いコクを出すことができます。
-
ミキティ流のリアル:番組では「八丁味噌がない!」ということで、普通の味噌で代用。それでも「美味しいから大丈夫!」と進む自由さがミキティ流の隠し味です。
3. 【仕上げ】しょこたん流「重層的な隠し味」
具材が柔らかくなったらルウを溶かし、ここからがしょこたん流の真骨頂!
・オイスターソース、ケチャップ、各種ソース、ガラスープ、ラカントを少量ずつ。
・最後にクリームチーズを溶かし入れれば、ルウの角が取れて驚くほどまろやかでシルキーな口当たりに仕上がります。
🥗 至福の付け合わせ:ジャガイモのグラタン(ドフィノワ)
ミシュランシェフがビーフシチューの副菜として勧めていたのが、この「ドフィノワ」です。
📖 ドフィノワ(Dauphinois)とは
フランスのドフィネ地方に伝わる郷土料理です。チーズを使わず、ジャガイモの澱粉と生クリームを煮詰めてとろみを出すのが特徴です。素材の味が引き立つシンプルなグラタンで、シチューとの相性が非常に良い一品です。
💡 シェフのアドバイス 生クリームのコクが、ビーフシチューのソースによく合います。パンやライスとはまた違った味わいを楽しめる組み合わせです。
✨ 準備する材料(2〜3人分)
・じゃがいも ・・・ 2〜3個
・生クリーム ・・・ 150〜200ml / 牛乳 ・・・ 50ml
・ニンニク(すりおろし) / 塩・コショウ
・カルピスバター(40g) ・・・ 容器に塗る用
🍳 作り方のステップ
1️⃣ 【下準備】容器に香りを仕込む
耐熱容器の表面に、ニンニクとカルピスバターを塗りつけます。
番組のエピソード バターを塗る係の庄司さんが、作業に集中するあまりスプーンを曲げてしまう場面もありました。それほど丁寧にバターを馴染ませるのが、この料理の大切な工程です。
2️⃣ 【加熱】ジャガイモを煮る
薄切りにしたジャガイモを、生クリーム、牛乳、調味料と一緒に鍋に入れ、5〜10分ほど火にかけます。
3️⃣ 【仕上げ】オーブンで焼く
バターを塗った容器に中身を移し、焼き色がつくまでオーブンやトースターで加熱して完成です。
❓ よくある質問(FAQ)
Q:お味噌を入れると「味噌汁」のような味になりませんか?
A: ご安心ください!隠し味程度の量なので、味噌の味は直接感じません。デミグラスソースのような熟成感を出すための「コク出し」として機能します。
Q:トマトペーストがない場合、ケチャップでも大丈夫?
A: 代用可能ですが、ケチャップは糖分が多めです。その場合は、隠し味の「ラカント(砂糖)」を控えめにして、甘さのバランスを調整してみてください。
Q:カルピスバターを使う理由は?普通のバターと何が違うの?
A: カルピスバターは一般的なバターに比べて真っ白で、雑味がなく、非常に上品で軽やかなコクが特徴です。これを使うことで、濃厚なシチューに「しつこさ」ではなく「リッチな爽やかさ」をプラスできます。手に入らない場合は普通の無塩バターでも代用可能です。
Q:カルピスバターはビーフシチューに入れてもいいですか?
A: もちろん美味しいですが、番組では「グラタンの器に塗る」ことで香りを引き立てる使い方をしていました。
🏁 いつもの食卓を特別なレストランに
今回の『ミキティダイニング』流ビーフシチューは、市販のルウをベースにしながらも、「焼き目の香り」や「味噌のコク」といったプロの知恵を少し加えるだけで、驚くほど本格的な味に仕上がるレシピでした。
「隠し味が多すぎて大変そう……」と感じるかもしれませんが、まずは手元にある調味料から試してみるだけでも、その変化に驚くはずです。
寒い日の夜や家族のお祝い事に、ぜひこの「少しだけ手間をかけた贅沢」を食卓に並べてみてください。きっと、一口食べた瞬間の笑顔が、その手間の答えになってくれるはずですよ。

