「鶏むね肉をお弁当に使いたいけれど、パサつきが気になる」「主菜に合わせる副菜まで考えるのは大変」と感じることはありませんか?
そんな日に取り入れたいのが、塩麹とバジルで下味をつけたチキンに、しいたけのチーズピカタと紫キャベツのコールスローを合わせるお弁当です。主菜の下味と副菜の準備を前日に済ませれば、朝はチキンとピカタを焼くところから始められます。
2026年10月24日放送の『キユーピー3分クッキング』(日本テレビ系)では、小林まさみさんが「ハーブチキン弁当」を紹介しました。
鶏むね肉を繊維を断つように切り、塩麹に漬けることが、しっとりやわらかく仕上げるポイント。 3品の材料と作り方に加え、前日の準備、朝の段取りも紹介します。
🌿 ハーブチキン弁当の3品
- ハーブ塩麹チキン:鶏むね肉に塩麹、ドライバジル、オリーブ油などをもみ込んで焼く主菜。
- 椎茸のチーズピカタ:しいたけに粉チーズ入りの卵をまとわせて焼くおかず。
- 紫キャベツのコールスロー:酢とオリーブ油を使った、マヨネーズなしの作りおき副菜。
ハーブの香り、チーズの風味、コールスローの酸味を組み合わせられる献立です。紫キャベツが彩りも添えてくれるので、おかずの組み合わせで迷う日にも役立ちます。
📝 材料|チキンとピカタは各1人分
コールスローは作りやすい分量です。でき上がったものから、お弁当1人分につき30gを使います。
ハーブ塩麹チキン(1人分)
- 鶏むね肉:1/2枚(150g)
〈漬けだれ〉
- 塩麹:15g
- こしょう:少々
- バジル(ドライ):大さじ1/2
- オリーブ油:大さじ1/2
🍄 椎茸のチーズピカタ(1人分)
- 生しいたけ:3枚(50g)
- 卵:1個
- 粉チーズ:大さじ2
- 小麦粉:適量
- 油:大さじ1
🥬 紫キャベツのコールスロー(作りやすい分量)
- 紫キャベツ:1/4個(220g)
- 塩:小さじ1/4(下ごしらえ用)
〈ソース〉
- 白ワインビネガー、または酢:大さじ1
- 砂糖:大さじ1
- オリーブ油:大さじ1
- 塩:小さじ1/4
- こしょう:少々
※下ごしらえ用とソース用の塩は、それぞれ別に使います。
🍚 ごはん
- ごはん:150g
👩🍳 ハーブ塩麹チキンの作り方
1.鶏むね肉をそぎ切りにする
鶏むね肉は繊維の向きを見て、その繊維を断つ方向に厚さ1cmのそぎ切りにします。
そぎ切りとは、包丁を寝かせ気味にして斜めに切る方法です。 今回は切り方だけでなく、肉の繊維に沿わず、断ち切る向きを意識しましょう。
2.漬けだれをもみ込み、一晩おく
ボウルなどに鶏肉を入れ、塩麹、こしょう、ドライバジル、オリーブ油を加えます。全体にもみ込んでラップをかけ、冷蔵庫で一晩漬けます。
3.翌朝、フライパンで焼く
温めたフライパンに漬けた鶏肉を並べ、2分焼きます。裏返してふたをし、ごく弱火で約3分焼いて中まで火を通します。焼き上がったら冷まします。
※時間は目安です。厚さや火力に応じて、中心まで十分に火が通ったことを確認してください。
🍄 椎茸のチーズピカタの作り方
ピカタは、肉や魚などに卵の衣をつけて焼く料理として親しまれています。今回はしいたけを使い、卵に粉チーズを混ぜて仕上げます。
1.チーズ入りの卵液を作る
ボウルに卵を割り入れて溶きほぐし、粉チーズを混ぜます。
2.しいたけに小麦粉をまぶす
しいたけの軸を取り、かさに小麦粉を薄くつけます。軸は石づきの部分を除き、ほかの料理に使えます。
3.卵液をつけて弱火で焼く
フライパンに油大さじ1を入れて温めます。しいたけを卵液に浸し、かさの内側にも卵液を入れてから返して並べます。
ボウルに残った卵液もしいたけにかけ、弱火で2~3分焼きます。
4.広がった卵をかぶせ、裏返す
しいたけの周囲に広がって焼けた卵を、3枚分に切り分けます。それぞれのしいたけに卵をかぶせて裏返し、ふたをしてさらに約2分焼き、中まで火を通します。取り出して冷まします。
粉チーズ入りの卵は焦げやすいため、弱火で焼くのがポイント。 残った卵液も使うので、卵を捨てずに衣としてまとめられます。
🥬 紫キャベツのコールスローの作り方
1.せん切りにして塩を混ぜる
紫キャベツをスライサーでせん切りにします。下ごしらえ用の塩小さじ1/4を混ぜ、10分おきます。
2.水気を絞る
キャベツがしんなりしたら、水分を絞ります。ソースと混ぜる前に、この工程を済ませましょう。
3.ソースであえ、一晩おく
ボウルなどにソースの材料を入れてよく混ぜ、キャベツを加えてあえます。保存容器に移し、冷蔵庫で一晩おきます。
翌朝、お弁当用に30gを取り分けます。紫キャベツは酢となじむことで色がきれいになるのも特徴です。
⏰ 前日と朝の段取り
前日の夜に済ませること
- 鶏むね肉を切り、漬けだれをもみ込んで冷蔵庫に入れる。
- コールスローを作り、冷蔵庫に入れる。
当日の朝にすること
- ハーブ塩麹チキンを焼く。
- 卵液を用意し、しいたけに粉をつけてピカタを焼く。
- 焼いた2品を冷ます。
- コールスロー30gを取り分け、ごはん150gとおかずを詰める。
前日に鶏肉の下味と野菜の副菜を準備しておくと、朝の作業を焼きもの中心にできます。調理時間だけでなく、おかずを冷ます時間も見込んで進めましょう。
💡 おいしく仕上げるポイント
鶏むね肉は「切る向き」と「漬ける工程」を意識する
しっとりした仕上がりを目指すなら、繊維を断つ切り方と塩麹に漬ける工程をセットで取り入れましょう。切り身を厚さ1cmにそろえることも、焼くときの目安になります。
ピカタは火を強めず、ふたも使う
焼き色を急いでつけようとせず、弱火で調理します。裏返したあとはふたをして火を通す手順です。
コールスローの全量を1人分と考えない
副菜はまとめて作る分量で、お弁当に使うのは30gです。材料をそろえる段階で、主菜・卵のおかずと副菜の分量が異なることを確認しましょう。
❓ ハーブチキン弁当のよくある質問
Q.ハーブは何を使いますか?
A.このレシピではドライバジルを使います。 1人分の鶏むね肉150gに対して、大さじ1/2が指定されています。
Q.鶏むね肉は丸ごと漬けますか?
A.先に厚さ1cmのそぎ切りにしてから漬けます。 繊維を断つ方向に切り、漬けだれをもみ込んで冷蔵庫で一晩おきます。
Q.普通のキャベツでも作れますか?
A.公式のアドバイスでは、普通のキャベツでも作れると紹介されています。 紫キャベツが手に入らないときの選択肢になります。
Q.コールスローにマヨネーズは入れますか?
A.今回のレシピでは使いません。 酢、砂糖、オリーブ油、塩、こしょうを合わせたソースであえます。
Q.ピカタの卵液が残ったらどうしますか?
A.しいたけにかけて一緒に焼きます。 広がって焼けた卵を3つに分け、それぞれのしいたけにかぶせて裏返す手順です。
🍱 前日の準備で、香りと彩りを楽しむお弁当に
ハーブチキン弁当は、鶏むね肉の主菜に、卵とチーズの風味をまとったしいたけ、酸味のあるキャベツの副菜を合わせた献立です。
鶏肉は塩麹とバジルに漬け、コールスローはあえて冷蔵庫へ。この2つを前日に済ませておけば、朝に野菜の副菜を一から作ったり、主菜の味つけを考えたりする手間を減らせます。
鶏むね肉の食感が気になるときには、まず繊維を断つそぎ切りと、一晩漬ける下準備を試してみてください。卵焼き以外の卵のおかずを取り入れたい日には、しいたけのピカタもよい選択肢になります。いつものお弁当を少し変えたい日に、3品の組み合わせを役立ててみましょう。

