LINE、Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)の計測タグ管理を統合へ。2026年1月より共通基盤へ移行 | マーケターのつぶやき

LINE、Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)の計測タグ管理を統合へ。2026年1月より共通基盤へ移行

LINEヤフー株式会社は、2026年1月21日(予定)より、Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)における計測タグの管理権限を、統合管理基盤である**「LINEヤフー ビジネスマネージャー」**へ拡大・移行することを発表しました。

これまでのYahoo!広告は、サービスごとに最適化された独自の管理体系を持っていましたが、今回のアップデートによって「LINE」と「Yahoo!」を跨いだアセットの共通化が一段と加速します。特に、**「タグの管理場所がどこに変わるのか?」「既存のタグはそのまま使えるのか?」**といった実務上の懸念をお持ちの運用担当者も多いはずです。

本記事では、今回のリリースに伴う管理ツールの棲み分けや、LINE公式アカウントとの連携によるメリット、そして実施日までに済ませておくべき事前準備などについてご紹介します。

アップデートによる3つの主要な変化

今回の機能追加によって、運用の現場では以下の3点が変わります。

1. タグ管理権限の集約

これまで広告管理ツールで行っていた「計測タグの発行」や「設定変更」が、認証済みのLINEヤフー ビジネスマネージャー上で行えるようになります。

2. LINE公式アカウントとのアセット共有

同一のビジネスマネージャーに紐付けられた「ディスプレイ広告」と「LINE公式アカウント」で、計測タグを共通利用できるようになります。サービスを跨いだデータ蓄積が可能になり、マーケティング精度の向上が期待できます。

3. スムーズなデータ移管

既存の計測タグは、広告アカウントをビジネスマネージャーへ接続することで自動的に移管されます。設定内容を維持したまま、新しい管理基盤へ移行が可能です。

混乱を防ぐための「ツール別」役割ガイド

従来のツールと、新しく加わる基盤の役割を整理しました。

  • LINEヤフー ビジネスマネージャー(今回の移行先)

    • 役割:計測タグの新規発行、詳細設定、サービス横断データの管理。

  • Yahoo!ビジネスセンター(従来通り)

    • 役割:広告アカウントの開設、権限付与、請求・支払情報の管理。

  • Yahoo!広告 管理ツール(従来通り)

    • 役割:バナーや広告文の入稿、日々の運用調整、レポートの確認。

運用担当者が実施すべき対応と注意点

2026年1月21日以降の操作変更

計測タグの新規発行や「詳細マッチング」の設定変更が必要な際は、これまでの広告管理ツールではなく、ビジネスマネージャーを開く必要があります。

準備すべきアクション

  • ビジネスマネージャーの認証: 未認証の組織は、事前に「認証済み」へのステータス変更が必要です。

  • アカウントの接続: 対象のディスプレイ広告アカウントを、ビジネスマネージャーに接続しておいてください。

  • タグの再設置は不要: サイトに埋め込んでいるコードを貼り替える作業は発生しません。

よくある疑問と回答(FAQ)

Q:LINE公式アカウントを使っていなくても対応が必要ですか?

A: はい。LINE公式アカウントの利用有無に関わらず、今後のタグ管理にはビジネスマネージャーへの接続が必要となります。

Q:広告管理ツールでタグの履歴は見られなくなりますか?

A: いいえ。イベント受信履歴の確認などは、引き続き広告管理ツールとビジネスマネージャーの両方で行えます。

今後の展望

今回の統合は、LINEとYahoo!のプラットフォームを横断したデータ活用をより強固にするための重要な一歩です。

管理場所が共通基盤へ移ることで、運用フローに若干の変化は生じますが、**「タグの貼り替えが不要」**である点は大きな安心材料と言えます。運用担当者は、実施日までにビジネスマネージャーの認証状況を再確認し、スムーズな管理権限の移行準備を進めることが推奨されます。