ChatGPTを使っていると、突然「保存メモリがいっぱいです」という通知が出ることがあります。
初めて見るとびっくりしますが、慌てなくて大丈夫です。今回は、原因や影響、対処法をご紹介します。
そもそも「メモリ機能」とは?
メモリ機能とは、ChatGPTがあなたの好みや過去のやり取りを覚えることで、よりあなただけに合わせた回答をしてくれる仕組みです。
たとえば、
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あなたが「短めの説明が好き」と設定したら、それを覚えて毎回簡潔に答えてくれる
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よく話題に出す趣味(例:旅行、ゲームなど)を覚えて、関連する提案をしてくれる
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あなたの書き方のクセや敬語・タメ口の好みを記憶して、会話スタイルを合わせてくれる
こんなふうに、使えば使うほど賢くなるサポート役みたいな存在になります!
メモリ機能ではどれくらい保存できるの?
メモリ機能は、あなたとの会話や設定を最大で約100件まで保存できるようになっています。
保存されるのはあくまでテキスト情報(あなたの好みや、過去のやりとりの要約など)なので、
データ容量自体はそこまで大きなものではありません。
ポイント
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保存できるのは「約100件」まで
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写真や動画のような重いデータではない
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会話内容やカスタマイズ情報をコンパクトに記録しているだけ
「保存メモリがいっぱいです」とは?
メモリ機能で保存できる情報には上限があります。
この上限に達すると「保存メモリがいっぱいです」と通知が出ます。
表示されたらどんな影響がある?
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新しい情報を覚えられなくなります
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既存の保存内容には影響なし
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質問と回答(普通のチャット機能)はそのまま使える
つまり、パーソナライズ機能だけ一時的にストップするイメージです。
普段通り質問すれば、普通に回答は返ってきますので安心してください。
無料版と有料版で違いはある?
【無料版(GPT-3.5)を使っている場合】
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無料版には基本的にメモリ機能がありません
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通常は「保存メモリがいっぱい」という通知も出ない設計です
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出た場合はバグやテスト対象になっている可能性があります
✅ この場合、特に何も対応せず使い続けてOK!
【有料版(ChatGPT Plus、GPT-4)を使っている場合】
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メモリ機能が使えるため、保存上限に達することがあり得ます
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新しい情報を保存したい場合は、メモリを整理する必要があります
✅ メモリ管理ページから不要な情報を削除すれば大丈夫!
無料版ユーザーにも通知が出る理由
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過去に有料版を使ったことがある
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OpenAI側の一時的なバグ
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メモリ機能のテスト対象になっている
いずれの場合も、実際にはメモリ機能が働いていないことが多いので、気にしなくて大丈夫です。
対処方法まとめ
通知が出たときの対応チェックリスト
✅ 気にしないでそのまま使う(チャット自体には問題なし)
✅ ページをリロードする(Ctrl + F5
)
✅ ブラウザのキャッシュ・Cookieをクリアする
✅ 設定画面で「メモリ」をオフにしてみる(もし表示されていれば)
✅ 有料版なら、メモリ管理ページで不要な保存データを削除する
まとめ
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メモリ機能は、あなた専用にカスタマイズされたサポートをしてくれる超便利な機能
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「保存メモリがいっぱいです」と出ても、慌てなくて大丈夫
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無料版ユーザーなら、基本放置でOK
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有料版ユーザーなら、定期的にメモリ整理をして快適に使い続けよう!
正しく理解して、これからも快適にChatGPTを楽しみましょう!