切り干し大根を買っても、いつもの煮物ばかりになっていませんか。主菜として楽しみたい日に試したいのが「切り干し大根と豚バラのピリ辛フライパン蒸し」です。
切り干し大根の上に下味を付けた豚バラ肉を重ね、ふたをして蒸す一品。仕上げに豆苗を加えるので、肉と野菜を一緒に用意できます。
NHK「きょうの料理」の「蒸し料理の季節到来!」で、榎本美沙さんが紹介しました。初回放送は2026年11月2日、11月3日午前に再放送されました。番組紹介記事をもとに、材料と手順、家庭で作る際のポイントをまとめます。
🛒 材料(2〜3人分)
・豚バラ肉(薄切り):200g
・切り干し大根(乾燥):40g
・豆苗:1袋(正味100g)
【合わせ調味料】
・にんにく(すりおろし):1かけ分
・しょうゆ:大さじ1
・酒:大さじ1
・ごま油:大さじ1
・豆板醤:小さじ1/2
※豆苗の正味は、根元を除いたあとの重さです。
👩🍳 切り干し大根と豚バラのピリ辛フライパン蒸しの作り方
1.切り干し大根と豆苗を準備する
切り干し大根をさっと洗い、ひたひたの水に約5分つけます。戻したら、水気を軽く絞ります。
豆苗は根元を切り落とし、長さを半分に切ります。
2.豚バラ肉に下味を付ける
合わせ調味料を混ぜます。豚バラ肉を5cm幅に切ってボウルに入れ、調味料をもみ込みます。
3.切り干し大根と肉を重ねる
フライパンに切り干し大根を広げ、その上に豚肉をほぐすようにのせます。ボウルに残った調味料も加えます。
4.ふたをして蒸す
ふたをして中火にかけます。ふたが蒸気で曇ったら弱火に落とし、8〜10分を目安に、豚肉に十分火が通るまで蒸します。
5.火を止めて豆苗をあえる
火を止めて豆苗を加え、全体を手早く混ぜ合わせます。器に盛って完成です。
💡 おいしく仕上げる3つのポイント
切り干し大根は軽く絞る
このレシピでは、洗って約5分水につけ、水気を「軽く」絞ります。乾いたままフライパンに入れたり、力いっぱい絞ったりせず、下準備の水分を適度に残しましょう。
家庭で調理する際、焦げそうな状態になったら火を弱め、必要に応じて少量の水を足して調整してください。これは調理中の状態に応じた補足です。
切り干し大根を下に敷く
重ねる順番は、下が切り干し大根、上が豚バラ肉です。肉から出るうまみを切り干し大根に吸わせます。
肉は一か所に固めず、ふんわりと広げるのがポイント。厚い塊を作らないようにすると、火の通りも確認しやすくなります。
豆苗は最後に加える
豆苗を入れるのは、肉に火が通ってから。火を止めたあとの熱でさっとあえ、食感を残します。
切り干し大根、豚肉、豆苗を最初から一緒に蒸す作り方ではないため、豆苗は仕上げまで別にしておきましょう。
🌶️ 豆板醤でピリ辛に。家族に合わせるなら?
辛みは豆板醤で付けます。にんにくとごま油も使うため、切り干し大根を中華風の味わいで楽しめるおかずです。
家庭で辛さを調整する場合は、豆板醤を減らすか省いて作る方法があります。ただし、豆板醤には塩気やうまみもあるので、仕上がりの味は変わります。加熱後に味を確かめ、必要ならしょうゆなどで少しずつ調整してください。
子どもの分を用意する場合は、最初から辛みを入れず、大人の分だけ取り分け後に好みの辛み調味料を添える方法もあります。これらは番組の手順とは別の家庭向けアレンジです。
❓ よくある質問
Q.せいろや蒸し器は必要ですか?
A.必要ありません。ふたのできるフライパンで作ります。蒸気を逃がしすぎないよう、フライパンに合うふたを用意してください。
Q.切り干し大根の40gは、戻したあとの重さですか?
A.乾燥した状態で40gです。さっと洗い、ひたひたの水に約5分つけてから使います。
Q.切り干し大根の戻し汁は加えますか?
A.確認できた手順には、戻し汁を加える工程はありません。水気を軽く絞った切り干し大根と、下味を付けた豚肉を重ねて蒸します。
Q.豚バラ肉を先に炒めますか?
A.炒めません。下味をもみ込んだ肉を切り干し大根の上にのせ、ふたをして加熱します。
Q.8〜10分蒸せば完成ですか?
A.時間は目安です。肉の重なりや火力で変わるため、豚肉に十分火が通っていることを確かめてください。生の部分があれば、豆苗を加える前に加熱を続けます。
🌿 切り干し大根を、ご飯に合う主菜へ
切り干し大根と豚バラのピリ辛フライパン蒸しは、乾物を使った煮物とは違う楽しみ方ができる一品です。肉の下に切り干し大根を敷くことで、うまみを受け止める具材として活用できます。
作るときは、切り干し大根の水気を軽く絞ること、肉を固めずにのせること、豆苗を火を止めてから加えることを意識しましょう。
ふたのできるフライパンがあれば取り入れられるので、蒸し料理を気軽に試したい日にも向いています。いつもの切り干し大根の使い方を広げたいときに、献立に加えてみてください。

