炒めものは、使う香味野菜や調味料によって、さまざまな味わいを楽しめる料理です。にんにくや長ねぎを炒めた香ばしい香りに、ピリッとした辛みが加わると、ご飯にもお酒にも合わせたくなる一皿に。さらに甘みや酸味を重ねれば、辛さだけではない、味の広がりも楽しめます。
そんな香りと味つけの組み合わせを楽しめるのが、「いかのスパイシー炒め」です。するめいかとズッキーニに、豆板醤の辛みと、酢・砂糖・しょうゆを合わせた甘酸っぱいたれをからめます。仕上げにふる花椒粉の爽やかな香りとしびれる刺激も、この料理の特徴です。
2026年10月28日放送の『DAIGOも台所〜きょうの献立 何にする?〜』で紹介されたこのレシピは、炒める順番もポイント。いかとズッキーニをいったん取り出し、にんにく・長ねぎ・豆板醤を弱火で炒めてから戻すことで、香りを引き出しながら仕上げます。
この記事では、材料と作り方に加え、いかの食感を生かす炒め方や、辛さを調整するときのポイントもまとめてみました。
🦑 いかのスパイシー炒めの材料【2人分】
- するめいか:1杯(約150g)
- ズッキーニ:1/2本(70g)
- 長ねぎ:1/3本
- にんにく(薄切り):5g
- 豆板醤:小さじ1
- 花椒粉:適量
- サラダ油:小さじ3
いかの下味
- 塩:少量
- 片栗粉:小さじ1/2
合わせ調味料
- 酢:大さじ1
- 砂糖:小さじ1と1/2
- しょうゆ:小さじ2
- 水:小さじ1と1/2
- 片栗粉:小さじ1/4
※サラダ油は、最初の炒め工程で小さじ1、香味野菜を炒める工程で小さじ2に分けて使います。
🍳 いかのスパイシー炒めの作り方
1.いかを切って下味をつける
するめいかの胴を1.5cm幅の輪切りにし、ゲソは食べやすい大きさに切ります。下味用の塩と片栗粉をまぶします。
※家庭で作る際の補足:下処理されていないいかは、内臓や軟骨、くちばしなどを取り除いて洗い、水気を拭いてから使ってください。
2.野菜を切る
ズッキーニは半分に切ってから、斜め1cm幅に切ります。長ねぎも半分に切り、1cm幅の斜め切りにします。
3.合わせ調味料を作る
酢、砂糖、しょうゆ、水、片栗粉を混ぜ合わせます。
4.ズッキーニといかを炒めて取り出す
鍋にサラダ油小さじ1を熱し、ズッキーニを中火で炒めます。少し焼き色がついたらいかを加え、さっと炒めて、いっしょに取り出します。
5.香味野菜と豆板醤を炒める
同じ鍋にサラダ油小さじ2、にんにくの薄切り、長ねぎ、豆板醤を入れ、弱火で炒めます。
6.具材を戻して仕上げる
香りが立ったら、取り出したいかとズッキーニを戻し、強火で炒め合わせます。合わせ調味料を少量ずつ加えてからめ、器に盛って花椒粉をふります。
✨ 香りよく仕上げる4つのポイント
🦑 いかは炒め続けず、いったん取り出す
公式の手順では、いかをさっと炒めたらズッキーニとともに取り出します。香味野菜を炒めている間は鍋に入れず、最後に戻して仕上げましょう。
家庭で作る際の補足として、いかは加熱しすぎると硬くなりやすい食材です。最初の工程だけで仕上げようとせず、最後の炒め合わせで中まで火を通してください。
🧄 にんにくと豆板醤は弱火で炒める
香りを引き出す工程は弱火、具材を戻してからは強火と、火加減を切り替えるのがこのレシピの流れです。にんにくや豆板醤を焦がさないよう、混ぜながら炒めます。
🥣 合わせ調味料は少量ずつ加える
合わせ調味料には片栗粉が入っています。具材を炒め合わせたところに少しずつ加え、全体にからめましょう。
家庭で作る際の補足として、置いておくと片栗粉が沈むため、加える直前にもう一度混ぜると使いやすくなります。
🌶️ 花椒粉は盛りつけてから
花椒粉は、料理を器に盛ったあとにふります。豆板醤の辛みに花椒の香りを重ねる、仕上げの調味料です。
🥒 献立には「きゅうりの酢のもの」を
番組公式サイトでは、もう一品として「きゅうりの酢のもの」が提案されています。ピリ辛の炒めものに、さっぱりとした副菜を添えたいときの参考になります。
主菜はできたてを食べられるよう、先に副菜やご飯を用意してから炒め始めると、食卓に出すまでがスムーズです。
❓ いかのスパイシー炒めのよくある質問
材料の使い方や辛さの調整について、作る前に確認しておきたい点をまとめました。代用や調整の説明は、家庭で作る際の補足です。
Q.辛さを控えめにできますか?
A.家庭で作る際は、豆板醤を減らし、花椒粉も少量から試す方法があります。公式の分量は豆板醤小さじ1、花椒粉適量です。豆板醤を減らすと塩味やうまみも変わるため、仕上がりを見ながら調整してください。
Q.花椒粉はどんな調味料ですか?
A.花椒を粉末にした香辛料です。独特の香りと、舌がしびれるような刺激が特徴です。このレシピでは仕上げにふって使います。
Q.冷凍のいかでも作れますか?
A.公式ではするめいか1杯を使用しています。家庭で冷凍いかを使う場合は、商品の表示に従って解凍し、水気を十分に拭いてから下味をつけてください。厚みや大きさに合わせて火の通りを確認しましょう。
Q.片栗粉を2回に分けて使うのはなぜですか?
A.公式では、いかの下味に小さじ1/2、合わせ調味料に小さじ1/4を使います。一般的な調理上の役割として、下味の片栗粉は表面を薄く覆い、合わせ調味料の片栗粉はとろみをつけて具材にからみやすくします。
Q.酢も入るのですか?
A.はい。公式の合わせ調味料には、酢大さじ1を使います。豆板醤や花椒の刺激に、砂糖の甘みと酢の酸味を合わせた味つけです。
🦑 香りとピリ辛味で、いつものいか料理に変化を
いかのスパイシー炒めは、するめいかとズッキーニに、にんにく・長ねぎ・豆板醤の香りをからめる中華のおかず。酢と砂糖を加えた合わせ調味料、仕上げの花椒粉が、味わいに変化をつけてくれます。
作るときは、具材をいったん取り出すこと、香味野菜を弱火で炒めること、調味料を少しずつ加えることを意識しましょう。工程ごとの火加減を確認しておけば、慌てずに仕上げやすくなります。
いかを使った献立の幅を広げたい日や、香辛料をきかせたおかずを楽しみたい日に、取り入れてみてはいかがでしょうか。

