🍠 市販の焼き芋で手軽!外はカラッと中はしっとり「焼き芋の天ぷら」 | マーケターのつぶやき

🍠 市販の焼き芋で手軽!外はカラッと中はしっとり「焼き芋の天ぷら」

さつまいもの天ぷらは、甘くてほくほくとした味わいが魅力です。しかし、生のさつまいもを厚く切ると中まで火が通るのに時間がかかり、「衣は色づいたのに中がまだ硬い」という失敗も起こりやすくなります。

そこで活用したいのが、すでに中まで火が通っている市販の焼き芋です。厚めに切って衣をつけても短時間で揚がり、外側はカラッと、中はしっとりやわらか。焼き芋ならではの濃厚な甘みも楽しめます。

今回紹介する堀江ひろ子さんのレシピでは、天ぷら衣の水分に冷たい牛乳を使用します。水をあらかじめ冷やしておく手間を省きながら衣を作れる、家庭で試しやすい工夫です。焼き芋だけでなく、しいたけと青じそも一緒に揚げるため、味と食感に変化のある一皿になります。

この記事では、材料と作り方に加え、牛乳で衣を作るポイント、青じそとしいたけにだけ下粉をまぶす理由、180℃の油でカラッと揚げるコツまで丁寧に紹介します。

📺 堀江ひろ子さんが紹介した焼き芋の天ぷら

このレシピは、9月22日放送の『きょうの料理』「強火で行こうぜ! 秋だ!ホックホク芋祭り」で、料理研究家・栄養士の堀江ひろ子さんが紹介したものです。

市販の焼き芋を使うため、さつまいもを蒸したり、低温で長く揚げて中まで火を通したりする必要がありません。1~1.5cmの厚さに切っても短時間で揚げられ、焼き芋のしっとりした食感と濃い甘さを生かせます。

衣には冷たい牛乳を使い、しいたけと青じそも一緒に天ぷらにします。仕上げは塩を添えるシンプルな食べ方です。

📝 材料(2人分)

  • 市販の焼き芋:1/2本(200g)
  • 生しいたけ:4枚(60g)
  • 青じそ:6枚
  • 天ぷら粉:大さじ4と1/2
  • 冷たい牛乳:大さじ4
  • 揚げ油:適量
  • 塩:適量

冷たい牛乳の代わりに、同量の冷水でも作れます。

🔪 作る前の準備

  • 牛乳は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておきます。
  • 天ぷら粉は、衣用の大さじ4と下粉用の大さじ1/2に分けます。
  • 揚げた天ぷらを置くため、網やバット、キッチンペーパーなどを用意します。
  • 焼き芋がやわらかすぎる場合は、切る直前まで冷やしておくと扱いやすくなります。

衣を作ってから時間を置くと粘りが出やすいため、具材を切り、揚げ油を用意してから衣を混ぜるとスムーズです。

👩‍🍳 焼き芋の天ぷらの作り方

1.焼き芋を厚めの輪切りにする

市販の焼き芋を、1~1.5cmの厚さの輪切りにします。

生のさつまいもを使う場合、厚切りにすると中まで火を通すために時間が必要です。一方、焼き芋は加熱済みなので、この厚さでも衣がカラッとすれば取り出せます。

包丁を前後に何度も動かすと、やわらかい焼き芋が崩れやすくなります。よく切れる包丁を使い、上から静かに押すように切りましょう。

2.しいたけと青じそを準備する

しいたけは軸を取り除きます。大きい場合は、斜め半分のそぎ切りにしてください。

そぎ切りとは、包丁を斜めに寝かせ、食材の断面が広くなるように切る方法です。厚みのあるしいたけも火が通りやすくなり、衣がつく面も広がります。

青じそは洗った場合、キッチンペーパーで水気を丁寧に拭き取ります。水分が残っていると油がはねやすいため注意しましょう。

3.冷たい牛乳で衣を作る

ボウルに天ぷら粉大さじ4と、冷たい牛乳大さじ4を入れて混ぜます。

混ぜすぎると衣に粘りが出て重たくなりやすいため、粉気が大きく残らない程度に手早く混ぜれば十分です。

冷たい牛乳を使えば、水やボウルを別に冷やしておく手間を省けます。番組では、カルシウム補給の助けになる点も紹介されました。

4.しいたけと青じそに下粉をまぶす

ポリ袋へ天ぷら粉大さじ1/2を入れ、しいたけと青じそを加えます。袋に空気を含ませて口を閉じ、軽く振って天ぷら粉を薄くまぶしてください。

しいたけと青じそは揚げている間に水分が出やすいため、衣をつける前に下粉をまぶします。下粉が食材と衣をつなぎ、衣がはがれにくくなるのも利点です。

焼き芋は水分が出にくいため、下粉をまぶす必要はありません。具材によって下粉の有無を変えるのが、このレシピのポイントです。

5.しいたけを揚げる

揚げ油を180℃に熱します。しいたけを衣へくぐらせ、油へ静かに入れます。

衣が固まる前に触るとはがれやすいため、最初は動かさずに待ちます。表面が固まったら上下を返し、カラッとするまで揚げてください。

揚がったら取り出し、網やバットに置いて油を切ります。

6.青じそを揚げる

青じそを衣へくぐらせ、菜箸で余分な衣をこそげ落とします。しいたけを揚げている油の空いたところへ静かに入れてください。

青じそは薄く火が通りやすいため、衣を厚くつけないことが大切です。衣が固まったら裏返し、カラッと揚げて油を切ります。

油へ入れた直後に触りすぎると形が崩れたり、衣がはがれたりします。衣が固まるまで待ちましょう。

7.焼き芋を短時間で揚げる

焼き芋を衣へくぐらせ、180℃の油へ静かに入れます。

途中で衣が固まったら上下を返し、表面がカラッとするまで揚げてください。すでに中まで火が通っているため、長時間揚げる必要はありません。

焼き芋の中心を温めながら衣を仕上げるイメージで、衣が軽く色づき、表面がカラッとしたら取り出します。長く揚げすぎると焼き芋がやわらかくなりすぎ、崩れやすくなるので注意しましょう。

8.器に盛って塩を添える

焼き芋、しいたけ、青じその油をしっかり切り、器へ盛りつけます。塩を添えれば完成です。

焼き芋の甘みを楽しむなら、まずは少量の塩で味わうのがおすすめです。塩気が加わることで、焼き芋の濃厚な甘みがより引き立ちます。

✨ カラッと仕上げる5つのポイント

牛乳は冷たいものを使う

温度の低い牛乳を使い、衣を作ったら時間を置かずに揚げます。衣の温度が上がる前に使い切ることが、軽い仕上がりにつながります。

衣を混ぜすぎない

天ぷら粉と牛乳を必要以上に混ぜ続けると、衣が重くなりやすくなります。全体がなじんだら混ぜるのを止めましょう。

具材の水気を拭き取る

しいたけや青じそに水分が残っていると、衣がつきにくく、油はねの原因にもなります。特に青じそは表裏を確認し、しっかり水気を取ってください。

しいたけと青じそには下粉をまぶす

水分が出やすい具材は、天ぷら粉を薄くまぶしてから衣へくぐらせます。焼き芋には下粉をつけないため、すべての具材を同じように扱わないことがポイントです。

焼き芋は揚げすぎない

焼き芋は加熱済みです。中まで火を通すことよりも、衣をカラッと仕上げることを目安にします。短時間で取り出せば、中のしっとり感を保ちやすくなります。

🌡️ 180℃の油を見極める方法

温度計がある場合は、180℃を確認してから揚げ始めます。温度計がない場合は、衣を少量落として状態を見ましょう。

衣が鍋底まで沈まず、油の中ほどまで沈んですぐに浮き上がってくる状態が、おおよそ180℃の目安です。

ただし、これはあくまで家庭での目安です。鍋の材質や油の量によって状態は変わります。一度に多くの具材を入れると油の温度が急に下がるため、鍋の大きさに合わせて少量ずつ揚げましょう。

油の温度が低すぎると衣が油を吸って重くなり、高すぎると衣だけが急に色づきます。焼き芋は火が通っていますが、しいたけは中まで加熱する必要があるため、180℃前後を保つことが大切です。

🍠 生のさつまいもの天ぷらとの違い

一般的なさつまいもの天ぷらは、生のさつまいもへ衣をつけ、低めの温度からじっくり揚げて甘みを引き出しながら中まで火を通します。厚切りにするほど、揚げ時間も長くなります。

焼き芋の天ぷらは、すでに加熱されて甘みが引き出された焼き芋を使います。そのため、厚めに切っても火の通りを心配する必要がなく、衣をカラッと仕上げる短時間の加熱で完成します。

また、食感にも違いがあります。生のさつまいもから揚げる天ぷらはほくほく感が出やすいのに対し、焼き芋を使うと、品種や焼き加減によってしっとり、ねっとりとした食感を楽しめます。

どちらが優れているということではなく、「短時間で作りたい」「焼き芋の濃い甘さを生かしたい」というときに、焼き芋の天ぷらが向いています。

🧂 塩以外でも楽しめる食べ方

天つゆと大根おろしで

天ぷららしく、温かい天つゆと大根おろしを添えても楽しめます。甘い焼き芋にだしの風味が加わり、おかずらしい味わいになります。

黒ごま塩で香ばしく

塩に黒ごまを合わせると、さつまいもと相性のよい香ばしさが加わります。ごま塩はかけすぎず、焼き芋の甘みを生かす量に調整しましょう。

シナモンシュガーでおやつ風に

焼き芋の天ぷらだけをおやつとして楽しむなら、少量のシナモンシュガーを添えるアレンジもできます。放送では塩を添えるレシピなので、まずは本来の食べ方を味わったあと、好みに応じて試してみてください。

💡 よくある質問

Q.焼き芋は温かいものを使いますか?

A.温かくやわらかすぎる焼き芋は、輪切りにするときや衣をつけるときに崩れやすくなります。扱いにくい場合は、いったん冷ましてから切ると形を保ちやすくなります。

Q.牛乳ではなく水でも作れますか?

A.同量の冷水でも作れます。牛乳を使う場合も水を使う場合も、冷たい状態で衣を作り、混ぜすぎず、すぐに揚げることが大切です。

Q.焼き芋にも下粉をまぶした方がよいですか?

A.今回のレシピでは、焼き芋には下粉をまぶしません。焼き芋はしいたけや青じそのように水分が出にくいため、そのまま衣へくぐらせます。

Q.衣がはがれてしまう原因は何ですか?

A.具材の表面に水分が残っている、しいたけと青じそに下粉をつけていない、油へ入れた直後に触っているなどの原因が考えられます。水気を拭き、必要な具材へ薄く下粉をまぶし、衣が固まるまで動かさないようにしましょう。

Q.衣がべたつくのはなぜですか?

A.油の温度が低い、一度に多く入れて油温が下がった、衣を混ぜすぎた、揚げたあとに油を十分切っていないといった原因が考えられます。180℃を保ちながら少量ずつ揚げ、取り出したら重ねずに油を切ってください。

Q.残った天ぷらは保存できますか?

A.天ぷらは時間がたつと衣がしんなりするため、揚げたてを食べるのがおすすめです。残った場合は粗熱を取り、適切に冷蔵保存して早めに食べましょう。温め直す際は、オーブントースターなどで表面を加熱すると衣の食感を戻しやすくなります。

🍠 焼き芋だからかなう、短時間でカラッと濃厚な天ぷら

堀江ひろ子さんの「焼き芋の天ぷら」は、市販の焼き芋を厚めに切り、冷たい牛乳で作った衣をまとわせて揚げる、手軽さと意外性を楽しめる一品です。

すでに中まで火が通っているため、生のさつまいものように長時間揚げる必要はありません。衣がカラッと仕上がったところで取り出せば、中には焼き芋のしっとりした食感と濃厚な甘みが残ります。

しいたけと青じそには下粉をまぶし、焼き芋にはまぶさないという具材ごとの扱いも重要です。牛乳は冷たいものを使い、衣を混ぜすぎず、180℃の油で少量ずつ揚げましょう。

まずは放送で紹介されたように、塩を添えてシンプルに。甘い焼き芋、うまみのあるしいたけ、香りのよい青じそを盛り合わせれば、秋らしさを感じられる天ぷらになります。食卓のおかずにはもちろん、焼き芋の新しい食べ方として、おやつ感覚でも楽しんでみてください。