そのまま食べることの多いしめさばを、春巻の具にしてみませんか。アボカド、きゅうりと一緒に包んで揚げると、パリッとした皮の中に、なめらかさや歯ざわりの違いを楽しめる一品になります。
2026年10月20日放送のNHK『きょうの料理』「強火で行こうぜ!」では、きじまりゅうたさんが「しめさばとアボカドの春巻」を紹介しました。市販のしめさばを使い、具を炒める工程なしで包めるレシピです。
加熱したしめさばの酸味が味のアクセントになり、アボカドのまろやかさと好相性。材料・作り方に加え、水気の取り方や包むときのポイントをまとめます。
📝しめさばとアボカドの春巻の材料【2人分・6本】
- しめさば(市販・半身):1枚(100g)
- アボカド:小1個(120g)
- きゅうり:1本(100g)
- 春巻の皮:6枚
- 塩:小さじ1/3
- 揚げ油:適量
- レモン(くし形切り):適量
- 練りがらし:適量
【皮をとめる小麦粉のり】
- 小麦粉:大さじ1
- 水:大さじ1
※ここでいう「のり」は、小麦粉と水を混ぜたものです。海苔は使いません。しめさばは市販の、そのまま食べられる商品を使用します。
👩🍳しめさばとアボカドの春巻の作り方
1.きゅうりを塩もみする
きゅうりを縦半分に切り、さらに1cm厚さの斜め切りにします。
ポリ袋に入れ、塩小さじ1/3をまぶして10分ほどおき、出てきた水分を絞ります。
2.アボカドとしめさばを切る
アボカドを縦半分に切って種と皮を除き、それぞれを斜めに6等分します。合計12切れにしてください。
しめさばは汁気を拭き取り、12等分に切ります。
小麦粉と水を混ぜ、皮をとめるのりも用意しておきます。
3.皮に具をのせる
春巻の皮を1枚、角を手前にして置きます。
中央より少し手前にきゅうりの1/6量を置き、しめさばとアボカドを各2切れのせます。
最初に具を6本分に分けておくと、包む量をそろえやすくなります。これは家庭で作る際の作業のコツです。
4.空気を抜きながら包む
手前から、空気を押し出すようにきつくひと巻きします。
具の両脇には少し隙間を残して、左右の皮を内側に折ります。そのまま巻き、巻き終わりに小麦粉のりを少量塗ってとめます。
残りも同じように包みます。皮を引っ張って破らないように気をつけながら、具との間に余分な空気を残さず巻きましょう。
5.180〜190℃の油で揚げる
小鍋に揚げ油を深さ2cmまで入れ、180〜190℃に熱します。
春巻の半量、3本を巻き終わりを下にして入れます。中火にし、上下を返しながら2〜3分ほど、全体がきつね色になるまで揚げます。
油を入れすぎないよう、深さに余裕がある揚げ物に適した鍋を使ってください。
6.油をきって盛り付ける
取り出した春巻は、網などにのせて1分ほどおき、油をきります。残りの3本も同様に揚げます。
好みで食べやすく切って器に盛り、レモンと練りがらしを添えれば完成です。
※具の分け方、鍋選び、油きりの道具など、家庭で調理する際の補足を含みます。
💡サクッとした皮に仕上げるポイント
きゅうりの水分と、しめさばの汁気を取る
きゅうりは切ってそのまま包まず、塩をまぶして10分おき、水分を絞ります。しめさばも、表面の汁気を拭いてから切ります。
春巻の中に余分な水分を持ち込まないよう、具を包む前にこの二つの下準備を進めておきましょう。
最初のひと巻きで空気を抜く
包み始めは、具と皮の間に空気が残らないように巻くのがポイントです。ゆるく巻いたまま両端を折るのではなく、最初のひと巻きで具をまとめます。
一方、両脇を折るときは具にぴったり押しつけず、少し隙間を残すのが紹介された手順です。
一度に6本入れず、半量ずつ揚げる
紹介された方法では3本ずつ、2回に分けて揚げます。油温を確認してから入れ、上下を返して全体に色をつけましょう。
使用する具は、市販のしめさばとアボカド、きゅうりです。生のさばに置き換えると同じ調理条件にはならないため、材料の指定どおりに用意してください。
🍋レモンとからしで、ひと口ごとの味の変化も
揚げたては、まずそのままひと口。しめさばの味と酸味、アボカドのまろやかさ、きゅうりの歯ざわりを一緒に楽しめます。
添えたレモンを搾ったり、練りがらしを少量つけたりすると、また違う味わいに。基本の材料には、別に作るたれやしょうゆは含まれていません。
家庭での食べ方の提案として、数本を盛っておかずにするほか、切り分けて取り分ける一皿にも向いています。切るときは中身が熱いので、扱いやすくなってから盛り付けましょう。
❓しめさばとアボカドの春巻のよくある質問
Q.生さばで作ってもよいですか?
A.今回は市販のしめさばを使うレシピです。酸味や塩味も仕上がりの一部になるため、生さばにそのまま置き換えず、指定のしめさばを使ってください。
Q.春巻1本にどのくらい具を入れますか?
A.きゅうりは全量の1/6、しめさばとアボカドは各2切れです。しめさばとアボカドをそれぞれ12切れにして、6本に分けます。
Q.具を先に炒めますか?
A.炒めません。きゅうりを塩もみして水分を絞り、しめさばの汁気を拭いて、切ったアボカドと一緒に包みます。
Q.揚げる温度と時間は?
A.油を180〜190℃に熱してから半量を入れ、中火で2〜3分ほど揚げます。上下を返し、全体がきつね色になるよう仕上げてください。
Q.「のり」は何を使いますか?
A.小麦粉と水を各大さじ1混ぜたものです。巻き終わりに少量塗り、皮をとめます。
🌟しめさばを包んで揚げる、新しい食べ方を楽しもう
しめさばとアボカドの春巻は、いつものしめさばにひと手間加えて、食感の違いまで楽しめるレシピです。皮の軽い口当たりに、アボカドのなめらかさときゅうりの歯ざわりが重なります。
作るときは、具の水気を取ること、6本分に分けること、空気を抜いて包むことを順番に。具を先に炒める必要がないので、下準備を整えたら包む作業へ進めます。
しめさばをそのまま食べるだけではもったいない、と感じた日に。レモンと練りがらしを用意して、サクッと揚がった春巻を食卓に並べてみてください。

