炊飯器を開けたときに広がる、ごぼうとしょうゆの香り。鶏肉と根菜を一緒に炊いたご飯は、いつもの食卓を少し楽しみにしてくれます。
「炊き込みご飯は水加減が難しそう」「具材は先に炒めるの?」と迷う方もいるのではないでしょうか。今回紹介するのは、具材を炒めず、下ごしらえした鶏肉と野菜をお米にのせて炊くレシピです。
2026年10月21日放送の『きょうの料理ビギナーズ』では、「鶏肉とごぼう、にんじんの炊き込みご飯」が紹介されました。鶏もも肉のうまみ、ごぼうの香り、にんじんの味わいを楽しめる、和食の定番です。
材料の分量から、水と調味料を加える順番、炊き上がりの混ぜ方まで、順を追って紹介します。
🥣 材料(3〜4人分・米2合)
- 米:2合(360ml)
- 鶏もも肉:大1/2枚(150g)
- ごぼう:80g
- にんじん:80g
- 水:炊飯器の2合の目盛りまで
鶏肉の下味
- 酒:大さじ1
- しょうゆ:大さじ1
ご飯に加える調味料
- しょうゆ:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 酒:大さじ1
※下味用とご飯用の調味料は別に用意します。
※米2合の「360ml」は生米の体積で、水の分量ではありません。
※炊飯器の炊き込みご飯に対応する容量を確認して作ってください。
👩🍳 鶏肉とごぼう、にんじんの炊き込みご飯の作り方
1.米を洗い、水に浸す
米を洗ってざるに上げ、20〜30分おいて水けをきります。
内釜に移し、水を2合の目盛りまで加えて約20分おきます。この段階では調味料と具材を入れません。
2.ごぼうとにんじんを切る
ごぼうは包丁の背で皮を軽くこそげ、洗います。縦に4〜6等分してから1cm幅に切り、さっと水洗いして水けをきります。
にんじんは1cm角に切ります。
3.鶏肉に下味をつける
鶏肉を1〜1.5cm角に切り、ボウルに入れます。下味用の酒としょうゆを加え、なじませます。
4.調味料を混ぜ、具材をのせて炊く
吸水させた米に、ご飯用のしょうゆ・みりん・酒を加えて混ぜます。
鶏肉を下味の汁ごと加え、ごぼうとにんじんも米の上に広げます。具材を米に混ぜ込まず、そのまま通常の炊飯で炊きます。
5.炊き上がったら底から返す
水でぬらしたしゃもじで底からすくい、上下を返しながら、ご飯と具材をさっくり混ぜて完成です。
💧 今回の水加減は「水を目盛りまで入れてから調味料」
炊き込みご飯には、液体調味料を入れたあとに水を目盛りまで加える方法もありますが、今回紹介された手順は異なります。
先に白いご飯と同じように水を目盛りまで入れて吸水させ、そのあとに調味料と鶏肉の下味の汁を加えます。
調味料を含めて2合の目盛りに合わせ直す手順ではありません。今回のレシピとして、順番をそろえて作りましょう。
ただし、炊飯方法や使用できる分量について、お使いの炊飯器に指定がある場合は取扱説明書を確認してください。
💡 具材とご飯をおいしくなじませるコツ
具材は小さめに切る
ごぼうとにんじん、鶏肉は、ご飯と一緒に食べやすい小さめのサイズに切ります。大きく切った具材とは違い、ひと口の中で米と具材を合わせて楽しめます。
特にごぼうは、縦に切り分けてから短く切るのが今回の特徴。ささがきにする必要はありません。
下味の汁も使う
鶏肉を取り出すときに、ボウルに残った下味の汁を捨てないようにしましょう。鶏肉と一緒に内釜に加える分量として、材料を用意します。
下味用とご飯用の調味料を分けて計っておくと、入れ忘れや取り違えを防ぎやすくなります。
調味料は混ぜ、具材は上に広げる
調味料を米全体に行き渡らせてから具材を加えます。そのあとは炊く前にすべてを混ぜ込まず、米の上に広げたまま炊飯します。
炊き上がってから底と上を返し、ご飯と具材を合わせましょう。力を入れて練らず、米粒をつぶさないように扱います。
🍽️ 汁物と小鉢を添えて、満足感のある献立に
鶏肉と根菜が入った炊き込みご飯には、豆腐の汁物や青菜のおひたしなどを添えるのもおすすめです。ご飯にしょうゆの味がついているので、やさしい味付けのおかずと合わせても楽しめます。
「今日はご飯を主役にしたい」という日の一品として、いつもの白いご飯と置き換えてみてはいかがでしょうか。
※献立例は記事独自の提案です。
❓ 鶏肉とごぼう、にんじんの炊き込みご飯のFAQ
Q.具材を先に炒めたり、煮たりしますか?
A.今回の手順では行いません。切った野菜と下味をつけた鶏肉を米の上にのせ、一緒に炊きます。
Q.だしは使いますか?
A.紹介された材料には含まれていません。水と調味料を使い、鶏肉や根菜と一緒に炊き上げます。
Q.水は調味料を含めて2合の目盛りに合わせますか?
A.今回の方法では、先に水だけを2合の目盛りまで加えて吸水させ、そのあとに調味料と鶏肉の下味の汁を加えます。
Q.ごぼうはささがきにしますか?
A.今回は縦4〜6等分にしてから、1cm幅に切ります。切ったあとはさっと水で洗い、水けをきります。
Q.具材を入れたら、全体を混ぜてから炊きますか?
A.調味料は米に混ぜますが、具材は米の上に広げて炊きます。ご飯と具材を混ぜ合わせるのは炊き上がってからです。
🌟 ごぼうの香りと鶏のうまみを、炊きたての一杯で
鶏肉とごぼう、にんじんの炊き込みご飯は、身近な具材を使って作れる、味わい豊かなご飯です。具材を炒める工程がなく、下ごしらえを済ませたら炊飯器で炊き上げられます。
今回押さえたいのは、米を先に水に浸すこと、鶏肉を下味の汁ごと加えること、具材を米の上に広げて炊くこと。炊き上がったら底から返して、具材とご飯をふんわり合わせましょう。
炊きたてを茶碗によそえば、ごぼうの香りや鶏肉のうまみを楽しめる一杯に。いつもの食卓に変化をつけたい日に、汁物や小鉢と合わせて取り入れてみてください。

