「朝のお弁当作り、魚を焼くだけならラクなのに、副菜や卵のおかずまで用意するのが大変……」と感じることはありませんか?
主菜を焼いている間に野菜を切り、卵を調理して、ごはんも詰める。忙しい朝は、品数をそろえるだけでも時間がかかります。そんなときに取り入れたいのが、前日の準備を生かした「鮭のみそ漬け弁当」です。
2026年10月10日放送の『キユーピー3分クッキング』(日本テレビ系)では、小林まさみさんが、鮭のみそ漬け焼き・ゆで卵のポン酢漬け・ブロッコリーとひじきのしょうゆ炒めを組み合わせたお弁当を紹介しました。
鮭は前日にみそ床で漬け、卵のおかずと副菜も用意しておけば、朝に火を使う調理は鮭を焼く工程だけ。 あとは卵を切り、副菜を取り分け、ごはんと一緒に詰められます。
この記事では、3品の材料と作り方を、前日の準備から当日の朝までの流れとともに紹介します。
🐟 鮭のみそ漬け弁当はどんなお弁当?
鮭のみそ漬け弁当は、次の3品を組み合わせたお弁当です。
- 鮭のみそ漬け焼き:生鮭をみそ・砂糖・みりんに一晩漬け、フライパンで焼く主菜。
- ゆで卵のポン酢漬け:ゆで卵をポン酢しょうゆに一晩漬ける、少ない材料で作れる卵のおかず。
- ブロッコリーとひじきのしょうゆ炒め:ベーコンとちりめんじゃこも加えた、作りおきできる副菜。
魚だけでなく、卵と野菜のおかずまでセットで決まるので、献立を考える手間も減らせます。鮭の色に卵の黄色、ブロッコリーの緑が加わり、見た目にも変化をつけられる組み合わせです。
📝 鮭のみそ漬け弁当の材料
鮭と卵のおかずは各1人分です。副菜は作りやすい分量で作り、でき上がったものから50gを取り分けます。 副菜の材料すべてが、お弁当1人分ではありません。
鮭のみそ漬け焼き(1人分)
- 生鮭:1切れ(100g)
- 油:小さじ1
〈みそ床〉
- みそ:大さじ1
- 砂糖:大さじ1/2
- みりん:小さじ1
※使用するのは生鮭です。塩鮭とは区別して用意しましょう。
🥚 ゆで卵のポン酢漬け(1人分)
- 卵:1個
- ポン酢しょうゆ:大さじ1と1/2
- 酢:適量(ゆで湯に加える分)
🥦 ブロッコリーとひじきのしょうゆ炒め(作りやすい分量)
- ブロッコリー:1/2個(正味160g)
- 芽ひじき(乾燥):5g
- ベーコン:2枚(40g)
- ちりめんじゃこ:1/3カップ(13g)
- 塩:小さじ1/3
- こしょう:少々
- しょうゆ:小さじ1
- ごま油:大さじ1
※お弁当1人分には、でき上がった副菜を50g使います。
🍚 ごはん
- ごはん:150g
👩🍳 鮭のみそ漬け焼きの作り方
1.鮭とみそ床を準備する
鮭の水分を拭き取り、半分に切ります。別の器にみそ、砂糖、みりんを合わせ、均一になるまで混ぜます。
2.ラップで包み、冷蔵庫で一晩漬ける
大きめに広げたラップに、みそ床の半量を塗ります。その上に鮭を置き、残りのみそ床を鮭全体に行き渡らせて包みます。
冷蔵庫に入れ、一晩漬けておきます。
「みそ床」は、魚を漬けるためのみそベースの調味料のこと。 このレシピでは、ラップを使って鮭の表面に密着させます。
3.翌朝、みそ床を洗い流す
鮭をラップから出し、表面のみそ床を水で洗い落とします。そのあと、水分をしっかり拭き取ります。
みそ床をつけたまま焼く手順ではありません。 焼く前に洗い流す工程を忘れないようにしましょう。
4.弱火で焼いて冷ます
フライパンに油小さじ1を入れ、弱火で温めます。鮭を並べてふたをし、3~4分を目安に焼き色をつけます。
裏返したら再びふたをし、ごく弱火で約3分焼いて中まで火を通します。焼き上がったら冷まします。
※加熱時間は目安です。切り身の厚さなどに応じて、中心まで火が通っていることを確認してください。
🥚 ゆで卵のポン酢漬けの作り方
1.卵を12分ゆでる
小鍋に湯を沸かして酢を適量加えます。卵を静かに入れ、12分ゆでます。
冷水に移して冷まし、殻をむきます。
2.ポン酢しょうゆに漬ける
ポリ袋にポン酢しょうゆとゆで卵を入れます。余分な空気を抜いて袋を閉じ、冷蔵庫で一晩漬けます。
途中で袋の上下を返し、卵の表面に漬け汁が行き渡るようにします。
3.翌朝、取り出して切る
卵を袋から出し、汁気をきって横半分に切ります。
前日にゆでて漬けるところまで済ませておくので、朝は卵を加熱する手間を省けます。
🥦 ブロッコリーとひじきのしょうゆ炒めの作り方
1.芽ひじきを戻す
乾燥芽ひじきを十分な量の水に10~15分浸します。ザルに取り、水で洗ってから水気をよくきります。
2.ブロッコリーを小さく切り、ゆでる
ブロッコリーの房は小さめに分けます。茎は厚めに皮をむき、粗みじん切りにします。
熱湯でやわらかくなるまでゆで、ザルに上げて水をきります。ベーコンは幅1cmに切っておきます。
3.ベーコンとちりめんじゃこを炒める
フライパンにごま油大さじ1を入れ、強めの中火にかけます。ベーコンとちりめんじゃこを加え、じゃこがカリッとするまで炒めます。
4.野菜とひじきを加え、味つけする
ブロッコリーと芽ひじきを加えて炒め合わせます。油が全体になじんだら、塩、こしょう、しょうゆで調味します。
5.冷まして冷蔵庫に入れる
保存容器に移して冷まし、冷蔵庫で一晩おきます。翌朝、お弁当用に50gを取り分けます。
ブロッコリーを小さく分けるのは、ひじきやちりめんじゃこと混ざりやすくするためです。茎も使うので、房だけを切って残さないようにしましょう。
⏰ 前日の夜と当日の朝にすること
前日の夜に済ませる3つの準備
- 鮭にみそ床を塗り、ラップで包んで冷蔵庫に入れる。
- 卵をゆで、ポン酢しょうゆに漬けて冷蔵庫に入れる。
- ブロッコリーとひじきのしょうゆ炒めを作り、冷まして冷蔵庫に入れる。
当日の朝の流れ
- 鮭のみそ床を洗い落とし、水分を拭き取る。
- 鮭をフライパンで焼き、冷ます。
- ポン酢漬けの卵を取り出し、汁気をきって半分に切る。
- 作りおきの副菜を50g取り分ける。
- ごはん150gと3品のおかずを詰める。
前日に「魚を漬ける・卵を用意する・副菜を作る」まで終わらせておけば、朝は何から手をつけるか迷いにくくなります。
💡 鮭のみそ漬け弁当を作るときのポイント
焼く前の「洗い流して拭く」をセットで覚える
鮭は、漬けた状態からそのままフライパンに入れるのではなく、みそ床を洗い落としてから焼きます。洗ったあとは水分を拭き取るところまで済ませましょう。
鮭は弱火、返したあとはごく弱火
最初から強火にせず、ふたを使いながら火を通します。裏返したあとはごく弱火にする、という火加減も押さえておきたいポイントです。
卵は漬けている途中で上下を返す
ポリ袋の空気を抜いて漬け、途中で向きを変えます。朝に切るところまでが一連の流れです。
副菜の分量と、詰める量を区別する
副菜はまとめて作る分量です。1人分のお弁当には50gを使うため、完成した全量を詰めるわけではありません。
❓ 鮭のみそ漬け弁当のよくある質問
Q.塩鮭を使うレシピですか?
A.公式レシピでは生鮭を使います。 みそ床で味をつけるため、買うときに生鮭と塩鮭を確認してください。
Q.みそ床は拭き取るだけでよいですか?
A.紹介された手順では、水で洗い流します。 そのあと水分を拭き取り、フライパンで焼きます。
Q.ゆで卵は半熟にしますか?
A.このレシピでは、沸騰した湯に入れて12分ゆでます。 半熟卵を使う手順ではありません。
Q.鮭のみそ漬けは冷凍できますか?
A.公式のアドバイスでは、みそ床を塗ってラップで包んだ状態で冷凍できると紹介されています。 焼き上がった鮭の冷凍についての説明ではない点に注意しましょう。
Q.副菜はブロッコリーの茎も使いますか?
A.使います。 茎は皮を厚めにむいて粗みじん切りにし、房とともにゆでて炒めます。
🍱 鮭だけでなく、卵と副菜も前日に準備して朝をラクに
鮭のみそ漬け弁当の魅力は、主菜・卵のおかず・副菜をそろえながら、朝の調理を減らせることです。
鮭を漬けておくだけでも準備は進みますが、卵のポン酢漬けと野菜のしょうゆ炒めまで作っておけば、翌朝は鮭を焼き、卵を切り、副菜を取り分ける流れにできます。「魚に合う副菜は何にしよう」と朝に考えずに済むのもうれしいところです。
いつもの焼き鮭弁当を少し変えたい日や、卵のおかずを卵焼き以外にしたい日にも取り入れやすい献立。前日の準備を3品に分けて済ませ、翌朝の作業を少なくするという工夫を、お弁当作りに役立ててみてください。

