「にら玉を作ると、卵がかたくなってしまう」と感じることはありませんか? 手軽なおかずでも、やわらかな食感に仕上げるのは意外と難しいもの。いつもの卵料理に、少し違う工夫を取り入れてみたいですよね。
今回紹介する「ふわふわにらたま」は、卵に卵豆腐を混ぜて作るレシピです。ふわふわでプルプルの卵に、にらとねぎ入りのあんをかけて仕上げます。野菜を卵に混ぜ込むのではなく、あんに加えるのも特徴です。
オイスターソースのコクをきかせたあんが卵にからみ、いつものにら玉とは違う味わいを楽しめます。2026年10月6日放送のNHK「きょうの料理」の「シェフのおうちごはん」で、五十嵐美幸さんが紹介した中華のおかずです。
🥣 材料(2人分)
卵の部分
- 卵:3個
- 卵豆腐:40g(1/2パックが目安)
- 生クリーム、または牛乳:大さじ2
- 水溶き片栗粉:大さじ1
- チキンスープ:50ml(カップ1/4)
- サラダ油:大さじ3
野菜あん
- にら:1/2束(60g)
- ねぎ:1/2本(50g)
- オイスターソース:大さじ1
- しょうゆ:大さじ1/2
- 砂糖:大さじ1/2
- チキンスープ:100〜150ml(カップ1/2〜3/4)
- 水溶き片栗粉:大さじ1
- サラダ油:大さじ1
※チキンスープは、中華風顆粒チキンスープの素を商品の表示どおりに湯で溶いて用意します。
※水溶き片栗粉は、片栗粉と水を同量で混ぜたもの。卵用とあん用に、それぞれ大さじ1ずつ使います。「片栗粉そのものを大さじ1ずつ」ではないので注意してください。まとめて作る場合は、片栗粉大さじ1と水大さじ1を混ぜ、半量ずつ使います。
※卵豆腐は商品によって1パックの量が異なるため、40gを目安に計ってください。
🍳 ふわふわにらたまの作り方
1.野菜を切る
にらは4cmの長さに切り、根元側と葉の部分を分けておきます。ねぎは5mm幅の斜め切りにします。
2.卵豆腐をなめらかにしてから卵を混ぜる
ボウルに卵豆腐、生クリーム(または牛乳)、卵用の水溶き片栗粉大さじ1、チキンスープ50mlを入れます。
泡立て器でよく混ぜ、なめらかな状態にします。続いて卵3個を加え、菜箸で溶きほぐすように混ぜます。
3.卵を焼いて器に盛る
フライパンにサラダ油大さじ3を入れ、中火で十分に熱してから卵液を注ぎます。
半熟状に固まってきたら、へらで端から寄せるようにまとめ、形を整えて器に盛ります。
4.ねぎとにらを炒める
同じフライパンにサラダ油大さじ1を入れ、中火で熱します。ねぎ、にらの根元、にらの葉の順に加え、油をなじませるようにさっと炒めます。
炒めた野菜はいったん取り出しておきます。
5.あんにとろみをつける
フライパンにオイスターソース、しょうゆ、砂糖、チキンスープ100〜150mlを入れ、中火で加熱します。
沸いたら、あん用の水溶き片栗粉大さじ1を混ぜ直してから加えます。へらで混ぜてとろみをつけ、大きめの泡が立つまで加熱します。
6.野菜を戻し、卵にかける
あんににらとねぎを戻し、軽く混ぜ合わせます。器に盛った卵にかけて完成です。
💡 ふわふわに仕上げるためのポイント
卵豆腐を先になめらかにする
卵豆腐は卵と一緒に最初から混ぜるのではなく、生クリームやスープなどと先に混ぜます。泡立て器でかたまりをほぐしてから卵を加える、という順番を押さえておきましょう。
卵豆腐はプルプルの食感を作る工夫で、下味の役割も兼ねると紹介されています。
卵と野菜を別々に調理する
このレシピは、卵を先に焼いて器に盛り、その後で野菜あんを作ります。にらを卵液に入れて焼く一般的な作り方とは手順が異なるので、野菜を混ぜ込まないようにしてください。
にらは根元から先に炒める
ねぎの後ににらの根元を入れ、葉は最後に加えます。切った段階で分けておけば、調理中に慌てずに順番どおり加えられます。
水溶き片栗粉は入れる直前に混ぜ直す
水溶き片栗粉は置いておくと片栗粉が沈みます。卵液用もあん用も、加える直前に混ぜ直しましょう。あんはとろみがついたところで終えず、大きめの泡が立つまで加熱してから野菜を戻します。
❓ よくある質問
Q.卵豆腐とは、普通の豆腐ですか?
A.普通の豆腐とは異なり、卵とだしなどを合わせて蒸し固めた食品です。このレシピには、木綿豆腐や絹ごし豆腐ではなく卵豆腐を使います。
Q.生クリームがなくても作れますか?
A.はい。紹介されたレシピでは、生クリームの代わりに牛乳を使ってもよいとされています。分量は同じ大さじ2です。
Q.にらは卵に混ぜますか?
A.卵には混ぜません。ねぎと一緒に炒めてあんに加え、焼いた卵の上にかけます。
Q.水溶き片栗粉は合計でどれくらい使いますか?
A.同量の片栗粉と水を混ぜたものを、合計大さじ2使います。卵液に大さじ1、あんに大さじ1と、分けて使ってください。
Q.チキンスープは顆粒のまま入れますか?
A.顆粒のままではなく、商品の表示どおりに湯で溶いてから計ります。卵液用に50ml、あん用に100〜150mlを用意します。
🌼 卵豆腐のひと工夫で、いつものにら玉を変えてみよう
ふわふわにらたまは、卵豆腐を加える工夫と、野菜をあんにしてかける作り方が魅力です。やわらかな卵ににらとねぎ、コクのあるあんが重なり、卵料理の新しい楽しみ方になります。
作るときは、卵豆腐を先になめらかに混ぜること、卵を焼いてから野菜あんを作ること、水溶き片栗粉を二つの用途に分けることを意識してみてください。材料を卵用とあん用に分けて準備しておくと、手順を追いやすくなります。
いつものにら玉に変化をつけたい日や、卵料理を献立の主役にしたい日に。卵豆腐ならではのプルプル感と、野菜あんの組み合わせを楽しんでみませんか?

