せいろって気になるけど、なんだか扱いが難しそう…そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。実は使い方はとてもシンプルで、コツさえ押さえれば誰でも気軽に蒸し料理を楽しめるようです。2026年3月4日放送のNHK「激突メシあがれ〜自作グルメ頂上決戦〜」でも「せいろ蒸し」がテーマとして取り上げられていたようで、せいろの扱い方やおすすめの食材が紹介されていました。今回は、番組の内容も交えながら、せいろの基本的な使い方についてまとめてみました。
🍃 せいろの素材とサイズの選び方
せいろの素材は、大きく分けて杉・竹・ひのきの3種類があるようです。それぞれ質感や香りが少しずつ異なりますが、蒸しあがりに大きな違いはないとのことなので、好みで選んで問題なさそうです。迷った場合は、価格も手頃で香りの良い杉から試してみるのがおすすめのようです。
サイズは、直径18〜21cmのものが1段で1〜2人分に使いやすい大きさとのことです。家族の人数や、普段作る料理の量に合わせて選ぶと良さそうです。
♨️ 使い始める前の「空蒸し」
せいろを買ったら、まず最初に「空蒸し」をするのがポイントのようです。鍋にたっぷりのお湯を沸かし、何も入れていない状態のせいろをのせて、中火で15分ほど蒸すだけで完了とのこと。100℃の蒸気で殺菌消毒ができるうえ、細かい木くずや汚れも落とせるそうです。空蒸しの間に立ちのぼる湯気は、木の香りが心地よく、癒される時間になりそうです。
空蒸しが終わったら、固く絞ったふきんなどで水気を拭き取り、しっかり乾かしてから使い始めるのが良いようです。
🥢 基本の蒸し方
蒸し方自体はとてもシンプルなようです。鍋の9分目くらいまで水を入れて火にかけ、お湯が沸騰して湯気が立ちのぼってきたら、せいろをのせるだけとのこと。あとはそのまま、ほったらかしにしておけば蒸し料理が完成するようです。
高さのある食材を蒸したい場合は、せいろを2段重ねて使う方法もあるようです。上下をひっくり返したせいろを重ねてからふたをすることで、高さを確保できるとのことです。
🍽️ 食材の入れ方のコツ
蒸してもあまり水分や油分が出ない食材であれば、そのまま直接せいろに入れて問題ないようです。一方で、せいろに食材がくっついたり、色やにおいが移ったりする可能性がある場合は、クッキングシートやさらし、野菜などを下に敷いておくと良いとのことです。
器ごと蒸したい場合は、耐熱容器を使うのがポイントのようです。また、蒸しあがりは想像以上に高温になっているとのことなので、せいろから取り出すときはやけどに注意したいところです。
🍞 番組で紹介されていた、せいろ蒸しにおすすめの食材
番組では、せいろで蒸すのにおすすめの食材として、厚揚げ・冷やごはん・食パン・ベーグルが紹介されていたようです。どれも普段の食卓にありそうな身近な食材ばかりなので、せいろを手に入れたら真っ先に試してみたい組み合わせです。
厚揚げは、せいろで蒸すことで中はとろとろ、外はふわっとした食感に仕上がるとのことです。焼くのとはまた違った、やさしい食感が楽しめそうです。フライパンで焼くと油を使う分どうしても脂っこくなりがちですが、蒸すことでさっぱりとした味わいになるのかもしれません。ねぎやしょうがを添えて、しょうゆをかけて食べると箸が進みそうです。
冷やごはんは、おかずと一緒にせいろに入れることで、ごはんとおかずを同時に温められるという点が便利そうです。レンジで温めるのとは違い、蒸気でふっくらと仕上がるので、炊きたてに近い食感に近づけるのかもしれません。忙しい朝や、作り置きのおかずを活用したい日にも役立ちそうな組み合わせです。
食パンやベーグルも、せいろで蒸すことでもちもちとした食感になりそうです。トースターで焼くパリッとした食感とは対照的に、しっとりもちもちとした食感が楽しめるようです。バターやジャムを添えるのはもちろん、蒸したてはそのままでも十分な満足感がありそうです。
これらの食材はどれも、蒸し時間を長くかけすぎるとべちゃっとした食感になってしまう可能性もあるので、様子を見ながら短めの時間から試していくのが良さそうです。
🍳 せいろを使わない「フライパン蒸し」
せいろを持っていない場合でも、蒸し料理自体は楽しめるようです。番組では手軽な代用方法として「フライパン蒸し」が紹介されていました。特別な道具を買わなくても、家にあるフライパンと耐熱の器があれば試せる点が嬉しいところです。
- フライパンに少量の水を入れます。
- 丈の高い耐熱の器に食材をのせて、フライパンの中に置きます。
- 蓋をして加熱し、蒸します。
この時、耐熱容器の底が水に直接浸ってしまわないよう、容器の下に小さな耐熱皿や丸めたアルミホイルなどを敷いて、少し浮かせておくと安心です。水位は容器の底より低い位置になるよう調整するのがポイントになりそうです。フライパンさえあれば手軽に試せる方法なので、せいろを買う前にまず試してみるのにも良さそうです。
加熱中は、フライパンの水が蒸発してなくならないよう、時々様子を見ておくと安心です。水が減ってきたら、少量ずつ足しながら蒸し続けると良さそうです。蓋を開けるとせっかくの蒸気が逃げてしまうので、様子見の回数はできるだけ少なめにするのがコツかもしれません。
フライパン蒸しは、せいろのような木の香りづけこそできませんが、野菜や卵、先ほど紹介した厚揚げなど、幅広い食材で試せそうです。フライパンのサイズに合わせて耐熱容器を選べば、少量から気軽に蒸し料理を始められそうです。
🌿 湯気とともに、シンプルな料理を楽しむ
せいろは、難しい道具というイメージとは裏腹に、使い方自体はとてもシンプルなんですね。最初の空蒸しさえ済ませてしまえば、あとは食材をのせて火にかけるだけなので、蒸し料理初心者でも取り入れやすそうです。素材やサイズも幅広く選べるので、置き場所や普段の調理量に合わせて無理なく揃えられそうです。
素材本来の風味を活かせるのも、蒸し料理ならではの魅力のようです。厚揚げや冷やごはん、食パンといった身近な食材が、蒸すだけでいつもと違った食感に変わるというのも、試してみたくなるポイントですね。油を使わない分、後片付けが楽なところも嬉しいところかもしれません。
せいろがなくても、フライパンひとつあれば同じように蒸し料理が始められるので、ハードルはかなり低いといえそうです。まずはフライパン蒸しで蒸し料理の魅力を試してみて、気に入ったらせいろを揃えるという流れでも良いのではないでしょうか。湯気の立つキッチンで、いつもの食材がひと味違うごちそうに変わる瞬間を、ぜひ楽しんでみてください。

