「ゆで栗を、そのまま食べる以外にも楽しみたい」と思うことはありませんか? 栗ご飯やお菓子もよいけれど、食事に添えられる一品にしてみたい。そんなときに試したいのが、栗のポタージュです。
バターで炒めた玉ねぎにゆで栗を合わせ、白ワインとチキンスープで煮てからなめらかにします。牛乳を加えたやわらかな口当たりと、栗のほのかな甘みを楽しめる洋風のスープです。
仕上げには、好みでナツメグをひとふり。栗の香りや甘みを引き立てる工夫で、いつもの食卓に秋らしい一皿を添えられます。
このレシピは、NHK「きょうの料理」の「はじめての手仕事・栗」で、関岡弘美さんが紹介しました。初回放送は2026年10月12日で、10月13日のお昼にも放送されています。
🥣 栗のポタージュの材料(2〜3人分)
- ゆで栗:正味200g
- 玉ねぎ(横に薄切り):1/4個分(50g)
- 牛乳:約50ml(カップ1/4)
- 白ワイン:50ml(カップ1/4)
- チキンスープ:300ml(カップ1と1/2)
- バター:大さじ1
- 塩:適量
- ナツメグ(粉末):好みで適量
※栗の「正味200g」は、鬼皮と渋皮を除いて取り出した実の重さです。
※チキンスープは、好みの洋風スープの素を商品の表示どおりに湯で溶いたものでも作れます。
※ナツメグの代わりに、粗びき黒こしょうなどを使ってもよいと紹介されています。
🍲 栗のポタージュの作り方
1.ゆで栗の実と玉ねぎを準備する
ゆで栗を半分に切り、スプーンで実をくりぬいて200g用意します。皮が混ざっていないか確認しましょう。
玉ねぎは横に薄切りにします。栗は後でかくはんするので、実が崩れていても使えます。
2.玉ねぎをバターで炒める
鍋にバターを入れ、中火で溶かします。玉ねぎを加えて炒め、しんなりしたらゆで栗を入れて混ぜます。
3.白ワインとスープを加えて煮る
白ワインを加え、ひと煮立ちさせます。チキンスープを加え、再び煮立ったらふたをして弱火で約10分煮ます。
4.火を止めてなめらかにする
火を止め、ハンドブレンダーで栗と玉ねぎをかくはんします。牛乳を加えて、なめらかな状態にします。
熱いスープを扱うため、ブレンダーは取扱説明書に従って使い、飛び散らないように注意してください。
5.温め直して仕上げる
再び中火で温め、塩で味を調えます。器に盛り、好みでナツメグを少量ふって完成です。
💡 なめらかに仕上げるポイント
栗は実だけを取り出して計る
皮付きの栗200gでは、必要な実の量に足りません。ゆでた栗から実を取り出して計量しましょう。皮を残さず取り除いておくと、口当たりを整えやすくなります。
玉ねぎを炒めてから栗を加える
材料をすべて一度に煮るのではなく、先に玉ねぎをバターで炒めます。しんなりしたところで栗を加え、白ワイン、スープの順に進めてください。
かくはんするときは火を止める
約10分煮たら火を止めてからブレンダーを使います。栗や玉ねぎの大きなかたまりが残っていないか確認し、牛乳を合わせて口当たりを整えます。その後、温め直して仕上げます。
ナツメグは少量から
仕上げのナツメグは、栗の風味を引き立てるためのものです。たくさん入れず、ひとふりから試しましょう。なくても作れますし、粗びき黒こしょうで仕上げる楽しみ方もあります。
❓ 栗のポタージュのよくある質問
Q.生栗をそのまま鍋に入れますか?
A.このレシピでは、あらかじめゆでた栗の実を使います。皮を除いた状態で200g用意してください。
Q.崩れたゆで栗でも使えますか?
A.はい。最後にハンドブレンダーでなめらかにするため、形がそろっていなくても使えます。皮が混ざっていないか確認しましょう。
Q.生クリームは必要ですか?
A.紹介されたレシピでは使いません。牛乳約50mlを加えて仕上げます。
Q.ナツメグは必ず入れますか?
A.好みで加える材料なので、必須ではありません。粗びき黒こしょうなどでもよいと紹介されています。
Q.洋風スープの素でも作れますか?
A.はい。商品の表示どおりに湯で溶いたスープを300ml用意します。商品によって塩味が異なるので、最後の塩は味見をしてから加えてください。
🌼 ゆで栗を、食卓に添える温かな一皿に
栗のポタージュは、そのまま食べてもおいしいゆで栗を、なめらかなスープに変えて楽しむレシピです。玉ねぎとバター、スープ、牛乳を合わせることで、栗の甘みを食事の一品として味わえます。
作るときは、皮を除いた実を計ること、玉ねぎを先に炒めること、火を止めてからかくはんすることを押さえておきましょう。仕上げの塩とナツメグは少しずつ。栗の風味を確かめながら整えてみてください。
ゆで栗がある日に、その一部をポタージュにするのもよい楽しみ方です。パンを添えたり、夕食のスープにしたりして、季節の栗をいつもと違う形で食卓に取り入れてみませんか?

