しば漬けをご飯に添えるだけでなく、一緒に炊き込んでみませんか。焼いたしめじとちりめんじゃこのうまみに、しば漬けの酸味を合わせると、いつもの炊き込みご飯とは違う一皿が楽しめます。
「しば漬けときのこの和風パエリア」は、にんにくとオリーブ油を使いながら、だしと、うす口しょうゆで仕上げるご飯料理です。最後に青じそとみょうがをたっぷりのせ、香り豊かにいただきます。
2026年10月28日初回放送、10月29日再放送のNHK『きょうの料理』「京料理人のモダン和ごはん」で、村田知晴さんが紹介したレシピです。材料と作り方、米を炒める工程や炊き方のポイントをまとめてみました。
📝しば漬けときのこの和風パエリアの材料【3〜4人分】
- 米:2合(360ml)
- しば漬け:80g
- しめじ:80g
- ちりめんじゃこ:80g
- 青じそ:20枚
- みょうが:2個
- にんにく:2かけ(10g)
- オリーブ油:大さじ5
【炊くときに加えるだし・調味料】
- だし:360ml
- 酒:大さじ2
- うす口しょうゆ:大さじ1
※米は炊く前のものを使います。今回の手順では、洗わずに加えて炒めます。
👩🍳しば漬けときのこの和風パエリアの作り方
1.具材と薬味を準備する
しめじは根元を取り、ほぐします。にんにくはみじん切りにします。
青じそは粗く刻みます。みょうがは厚めの小口切りにして水にさらし、水気をきります。
だし、酒、うす口しょうゆを混ぜ合わせておきます。
2.にんにくの香りを出す
フライパンにオリーブ油大さじ5とにんにくを入れ、弱火にかけます。
香りが立ってきたら、強めの中火にします。
3.しめじとちりめんじゃこを炒める
しめじとちりめんじゃこを加えて炒めます。
しめじに焼き色がつくまで加熱し、次の工程に進みます。家庭でのコツとして、にんにくを黒く焦がさないよう、火の当たり方も見ながら炒めましょう。
4.米を洗わずに加えて炒める
米を洗わずに加え、2〜3分ほど炒めます。
米の表面が白くなる状態を目安にします。炊いたご飯で炒飯のように仕上げるのではなく、生の米を炒めてから炊く方法です。
5.だしを注ぎ、しば漬けをのせる
合わせておいただしと調味料を注ぎ、軽く混ぜます。
しば漬けを全体にのせ、数分間煮立たせます。
6.ふたをして弱火で炊く
ふたをしっかり閉め、弱火で15〜20分炊きます。
火を止め、そのまま約10分蒸らします。加熱時間はフライパンや火力によって変わるため、家庭では焦げつきや炊き上がりの状態にも気を配ってください。
7.青じそとみょうがをのせる
蒸らし終わったらふたを外し、青じそとみょうがをのせて完成です。
※火の当たり方や炊き上がりの確認など、家庭で調理する際の補足を含みます。
💡おいしく仕上げるポイント
しめじに焼き色をつけてから米を加える
きのこをだしで煮るだけでなく、先に炒めて焼き色をつけるのがポイントです。にんにくの香りを出し、しめじとじゃこを炒め、それから米を加える順番を押さえましょう。
米は洗わず、炒める工程を挟む
今回の米は、洗ったり水につけたりせずにフライパンへ加えます。紹介されたレシピでは、粘りを抑え、ぱらりとした仕上がりを目指す手順です。
いつもの炊飯と同じ準備に変えず、まずは指定の作り方で試してみてください。
しば漬けは、炊く前に全体へ
しば漬けは、炊き上がってから混ぜるだけではありません。だしを注いで軽く混ぜたあと、米の上全体にのせて一緒に炊きます。
まんべんなく散らして、酸味やうまみを全体に行き渡らせるのが工夫です。
炊いたあとに、薬味の香りを添える
青じそとみょうがは仕上げにのせます。しば漬けと一緒に最初から炊かず、蒸らしまで終えたあとに加えましょう。
しば漬けの色合いに薬味の緑が重なり、食卓にも映える一皿になります。
🥢だしと漬物を生かした、和風のパエリア
パエリアの作り方を取り入れながら、しば漬け、ちりめんじゃこ、だし、うす口しょうゆを合わせた料理です。和の食材を使うご飯料理に、にんにくとオリーブ油の風味を組み合わせています。
家庭での献立の提案として、シンプルな汁物や野菜のおかずを添えるのもよいでしょう。しば漬けやじゃこにも塩味があるので、まずは材料の配合で作り、食卓全体の味のバランスを楽しんでください。
❓しば漬けときのこの和風パエリアのよくある質問
Q.米は洗いますか?
A.今回のレシピでは洗わずに加えます。しめじに焼き色がついてから入れ、表面が白くなるまで2〜3分炒めます。
Q.しば漬けは炊き上がってから加えますか?
A.炊く前に加えます。だしを注いで軽く混ぜ、しば漬けを全体にのせてから煮立たせます。
Q.水分はだし360mlだけですか?
A.だし360mlに、酒大さじ2とうす口しょうゆ大さじ1を混ぜて使います。追加の水は材料に含まれていません。
Q.炊く時間と蒸らす時間は?
A.だしを加えて数分煮立たせたあと、ふたをして弱火で15〜20分炊き、火を止めて約10分蒸らします。
Q.青じそとみょうがは一緒に炊きますか?
A.一緒には炊きません。蒸らし終わってふたを外してから、仕上げにのせます。
🌟しば漬けを炊き込んで、ご飯の楽しみ方を広げよう
しば漬けときのこの和風パエリアは、身近な漬物を主役にしたご飯料理です。焼いたしめじとじゃこに、だしのうまみ、しば漬けの酸味、仕上げの薬味を重ねます。
作るときは、しめじを焼いてから米を炒めること、しば漬けを全体にのせて炊くこと、薬味は最後に加えることを順番に。だしと調味料を先に合わせておけば、炒める工程から炊く工程へスムーズに進められます。
いつものしば漬けを、ご飯のお供からご飯の具材へ。フライパンで炊く一皿で、和の食材の新しい組み合わせを楽しんでみてください。

