炊きたてのご飯に、甘辛い牛肉を少しのせる。それだけで、いつもの食事が楽しみになるのが牛しぐれ煮の魅力です。しょうがの香りがきいた一品は、新米を味わいたい季節にもぴったりです。
2026年10月14日放送のNHK『きょうの料理』「明日香と飯尾の 隣の家の豚汁」では、和田明日香さんが「牛しぐれ煮」を紹介しました。牛切り落とし肉を使い、身近な調味料で仕上げるレシピです。
ポイントは、牛肉をサッと湯にくぐらせてから細かく切り、しょうがとともに煮詰めること。材料と手順、おいしく仕上げるための目安を紹介します。
📝牛しぐれ煮の材料【つくりやすい分量】
- 牛切り落とし肉:400g
- しょうが:1かけ
【煮汁の調味料】
- 酒:大さじ3
- みりん:大さじ3
- しょうゆ:大さじ3
- 砂糖:大さじ1
酒・みりん・しょうゆは同量です。材料欄の分量をそれぞれ量って用意しましょう。
👩🍳牛しぐれ煮の作り方
1.しょうがを皮ごと細切りにする
しょうがをよく洗い、皮をむかずに細く切ります。
2.牛肉を湯にくぐらせる
鍋に湯を沸かし、牛肉をサッとくぐらせます。色が変わったものからざるに取り、湯をきります。
この工程は下ゆでです。長くゆで続けず、色の変化を見て引き上げ、あとで煮汁とともに加熱します。
3.料理ばさみで牛肉を切る
ざるに上げた牛肉を、そのまま料理ばさみで細かく切ります。
まな板に移さずに作業できるのが便利なところ。肉を小さくすると、ご飯にも添えやすくなります。
4.調味料としょうがを加えて煮る
鍋に酒、みりん、しょうゆ、砂糖を入れ、しょうがと牛肉も加えます。
強めの中火にかけ、煮立ってきたら火を弱めます。
5.煮汁がなくなるまで煮詰める
時々混ぜながら加熱し、煮汁がなくなって、牛肉から脂が出てくるところまで煮詰めたら完成です。
仕上がりに近づくと鍋底が焦げやすくなるので、様子を見ながら混ぜましょう。
💡甘辛い牛しぐれ煮を作るコツ
牛肉は最初から煮汁に入れず、下ゆでしておく
今回のレシピでは、牛肉を一度湯にくぐらせ、余分な脂などを落としてから煮ます。下ゆで後は湯をきり、分量の調味料で味をつけます。
下ゆでの段階で長時間煮込まず、サッと引き上げる流れを押さえておきましょう。
煮込み時間より、鍋の中の状態を目安にする
煮詰まる速さは、鍋の大きさや火加減によって変わります。決まった時間だけで判断せず、煮汁がなくなり、肉から脂が出てくる状態を目安にしてください。
水分が減ってきたら、鍋底の様子にも注意。火を弱めたあとの加熱で、焦がさず仕上げることが大切です。
🥢ご飯にのせる、おにぎりに入れる。少しずつ楽しむ牛しぐれ煮
できあがった牛しぐれ煮は、まずは白いご飯に添えて。しょうがの風味と甘辛い味付けを、シンプルに楽しめます。
家庭での食べ方の提案として、おにぎりの具にしたり、卵焼きや青菜のおかずと一緒に献立に取り入れたりするのもおすすめです。味がしっかりしたおかずなので、少量ずつ添えて、ほかのおかずとの組み合わせを楽しみましょう。
※食べ方の提案には、放送の調理手順とは別の補足を含みます。
❓牛しぐれ煮のよくある質問
Q.高価な牛肉を使わないと作れませんか?
A.紹介されたレシピは牛切り落とし肉を使います。400gを用意し、下ゆで後に料理ばさみで細かく切って調理します。
Q.しょうがの皮はむきますか?
A.今回は、よく洗ったしょうがを皮付きのまま細切りにして使います。
Q.牛肉は、ゆでる前に細かく切りますか?
A.このレシピでは、サッと下ゆでしてざるに上げ、湯をきったあとに料理ばさみで切ります。
Q.煮汁が残っている状態で完成ですか?
A.今回は、煮汁がなくなり、牛肉から脂が出てくるまで煮詰める作り方です。仕上げは鍋の状態を見て判断してください。
🌟新米を味わう食卓に、しょうが香る牛しぐれ煮を
和田明日香さんの牛しぐれ煮は、牛切り落とし肉としょうが、4つの調味料で作れる、ご飯のお供です。凝った材料をそろえなくても、下ゆでと煮詰める工程を丁寧に進めることで、甘辛い一品に仕上げられます。
作るときに意識したいのは、下ゆでした肉を細かく切ることと、仕上げの煮汁の状態を見ること。料理ばさみを使う手順も取り入れやすく、家庭で繰り返し作りたいレシピです。
炊きたてのご飯を用意して、まずはひと口分を添えてみてください。しょうがの香りと牛肉の味わいを楽しむ、食卓の一品になります。

