暑い日の夕食に、食べ応えのある肉料理が欲しくても、こってりした味は少し重く感じることはありませんか?
そんな日に試してみたいのが、伝説の家政婦・志麻さんの「ブッフ・ア・ラ・クレーム(牛肉のレモンクリーム煮込み)」です。牛肉とマッシュルームのうまみが溶け込んだクリームソースに、仕上げのレモンをひと搾り。コクがありながら後味はさっぱりしていて、暑い日の主菜にも取り入れやすい一皿です。
2026年6月19日の『沸騰ワード10』では、古民家の改装を手伝った皆さんに振る舞うメイン料理として登場しました。仕上げのレモンに加え、牛肉の片面だけに焼き色を付けるのも志麻さんの工夫。なぜ両面を焼かないのか、作り方とあわせてご紹介します。
🍋 ブッフ・ア・ラ・クレームとは?
ブッフ・ア・ラ・クレームは、牛肉をクリームで仕上げるフランスの家庭料理です。志麻さんの一皿では、牛肉にマッシュルームと玉ねぎを合わせ、タイムとローリエで香りを付けます。生クリームのまろやかさに、マスタードの風味とレモンの酸味を重ねるのが特徴です。
🛒 材料
ここでは、放送内容の紹介記事をもとに、志麻さんが使った食材と調味料をまとめています。確認した資料には具体的な分量や煮込み時間の記載がなかったため、材料は種類のみを掲載しています。
家庭で作るときは、煮込み時間を一律に決めず、牛肉に火が通っているか、ソースが好みのとろみになっているかを目安にしてください。仕上げのレモン汁は少しずつ加え、味を見ながら酸味を調整すると作りやすくなります。
牛肉と野菜
- 牛肉
- マッシュルーム
- 玉ねぎ
- 塩、こしょう
煮込みと仕上げ
- 白ワイン
- コンソメ
- タイム
- ローリエ
- 小麦粉
- バター
- マスタード
- 生クリーム
- レモン(果汁を使用)
🍳 牛肉のレモンクリーム煮込みの作り方
- 具材を切る。 マッシュルームと玉ねぎを切ります。牛肉は細切りにして、塩・こしょうを振ります。
- 牛肉の片面に焼き色を付ける。 フライパンを強火で熱して牛肉を焼き、片面が色づいたら煮込み用の鍋に移します。
- 同じフライパンで野菜を炒める。 牛肉を焼いたフライパンでマッシュルームと玉ねぎを炒め、色づいたら牛肉の鍋に移します。
- 白ワインでうまみを回収する。 空いたフライパンに白ワインを入れて火にかけ、底に付いた焼き跡を木べらなどでこそげ取り、液ごと鍋に加えます。
- ハーブを加えて煮込み、とろみを付ける。 コンソメ、タイム、ローリエを加えて煮込みます。バターと小麦粉を練り合わせたものを加え、とろみを調整します。
- 生クリームとレモンで仕上げる。 マスタードと生クリームを加え、最後にレモンを搾り入れます。
🥩 牛肉は片面を焼き、残りは煮込みで火を通す
細切りの牛肉は火が通りやすいので、最初から両面を焼き込むと硬くなりやすくなります。先に片面だけ香ばしく焼き付けて鍋へ移し、その後の煮込みで火を通すのが、この料理の流れです。
牛肉を移したフライパンは洗わず、マッシュルームと玉ねぎを炒めるのに使います。さらに白ワインを加えると、フライパンの底に残ったうまみも煮込みに加えられます。材料を一つずつ鍋に移すのは、この焼き付けた風味をソースに生かすためです。
🍋 レモンは最後に。酸味は味を見ながら調整
仕上げのレモンは、クリームのコクを残しながら、後味を軽くしてくれます。家庭で作るときは、最初からたくさん搾らず、少しずつ加えて味を確かめると好みの酸味に調整できます。生クリームを加えてからは、強く煮立てずに仕上げると扱いやすくなります。
❓ よくある質問
Q.牛肉は薄切り肉でも作れますか?
A.家庭向けのアレンジとして使えます。薄切り肉はさらに火が通りやすいので、焼き付ける段階で加熱しすぎないようにし、その後は肉の厚さに合わせて煮込み具合を調整してください。
Q.とろみは何で付けますか?
A.紹介された作り方では、バターと小麦粉を練り合わせたものを使います。家庭では一度に入れず、少しずつ溶かしながら好みのとろみに調整すると作りやすくなります。
Q.パンとご飯、どちらに合いますか?
A.どちらにも合わせられます。パンならソースをぬぐって楽しめますし、ご飯に添えれば、牛肉とマッシュルームをソースごと味わえます。
🍽️ 牛肉のうまみとレモンの香りを、一皿に
志麻さんのブッフ・ア・ラ・クレームは、牛肉の焼き色から生まれる香ばしさと、最後に加えるレモンの爽やかさが楽しめる料理です。牛肉を焼いたフライパンで野菜を炒め、白ワインで底のうまみを拾うところまで意識すると、クリームの中に肉と野菜の風味が残ります。
いつものクリーム煮に変化を付けたい日や、牛肉を使った洋食の主菜を考えている日に。パンやご飯を添えて、ソースまで楽しんでみてはいかがでしょうか。

