Yahoo!検索広告で生成AIを使って広告文を作成する機能が追加
現在、多くのビジネスへの活用が進んでいる生成AIですが、先日Yahoo!検索広告で生成AIを使って広告文の提案をしてくれる機能を追加するというリリースがあったので、ご紹介したいと思います。
生成AIを使うことで広告文作成の時短が可能に
今回の生成AIによる広告文の提案機能は、広告に設定する最終リンク先URLを入力するだけで生成AIが広告のタイトルと説明文を提案してくれるということで、運用者は生成AIが提案してくれた内容を確認して必要があれば微調整をするだけで、広告文を作成することができるようです。
広告の入稿を準備する上で広告文の作成は、時間がかかる業務の一つなので、ここの時短ができるようになれば、運用の業務効率も改善できそうですね。
ただ、この生成AIによる広告文の提案機能にも下記のようにいくつか注意点があります。
・現状では、レスポンシブ検索広告のみで利用が可能
※広告表示オプションは、対象外
・生成AIによる広告文作成は月に最大30回までの利用が可能
・作成した広告文は、広告審査を加味したものではない
上記のように生成AIによる広告文の作成は、単純に最終リンク先URLのみを参考に作成される為、生成AIを使ったからといって必ずしも広告審査に通るとは限りません。
また、運用者が訴求したい内容に合わせて広告文を作成してくれるわけではないので、最終的には運用者のチェックを行う必要があります。
最終的に運用者のチェックが必要であっても、この機能を活用することで広告文の作成業務を大幅に削減する効果を見込むことができる考えられます。
この生成AIによる広告文の提案機能は2024年3月21日から開始する予定となりますので、広告の運用担当者なら是非活用したいですね。
生成AIは、様々な分野で活用が広まっているので、広告の分野でも今後は様々な対応ができるようになりそうです。
バナー制作とかもできるようになる気がしますが、著作権などを考えるとちょっと使うのは怖い気もしますね。