「ドメインパワー」という言葉を聞いたことはありますか?
SEO対策において非常に重要な指標ですが、ドメインパワーの意味や効果、具体的な上げ方まで把握できている人は意外と少ないかもしれません。
今回は、ドメインパワーの基本的な意味や調べ方、SEOにおける効果、さらに強化する方法などをご紹介します。
Meta広告(旧Facebook広告)で「広告の審査に通ったのに、なぜか配信されない」という状況に直面していませんか?
このようなトラブルの原因の一つとして、Facebookページ単位で設定されている「広告上限」に達している可能性があります。
広告上限に到達していると、新しく作成した広告が審査に通っていても配信されないため、運用に大きな支障が出ることがあります。
しかもこの広告上限、警告やエラーメッセージが表示されないケースが多く、気づきにくいのが厄介です。
この記事では、この「広告上限」制度の仕組みと、今すぐできる確認・対処方法をご紹介します。
ネットショップを開設する際、自社ECサイトの構築方法として選ばれるのが「カートシステム」です。しかし、一口にカートと言っても、機能や連携の自由度、事業形態との相性などに違いがあります。
今回は、主要なECカートを「どんな事業者に向いているのか」という視点で分類しながら、各カートの特徴とマーケティングツールとの連携状況をご紹介します。
向いている事業者:D2C・越境EC・拡張性重視の中〜大規模事業者
デザインや機能拡張の自由度が高く、世界中で利用されているECプラットフォーム。越境ECや独自のカスタマイズ、アプリ連携にも強みがあります。ただし、マーケティングツールの連携には専門知識が必要な場合もあるため、開発体制がある企業に適しています。
向いている事業者:D2C特化・単品リピート通販に強い中規模以上の事業者
高機能なマーケティング機能と分析ツールを標準搭載。LP一体型カートとしても人気があり、リピート通販や定期購入モデルに強みがあります。CV計測やタグ設置の自由度も高く、スケーラブルな運用が可能です。
向いている事業者:ブランド系ECや中〜大規模向けに特化したD2C事業者
デザイン自由度とSEO施策に強みがあり、マーケティング連携やOMO支援も充実。外部サービスとの接続性やタグ管理も柔軟で、専門的な施策にも対応しやすい設計です。
向いている事業者:中小規模の物販EC・シンプル運用を希望する法人向け
電話サポートなど国内らしい手厚いサポートが魅力。拡張性は限られますが、基本機能が揃っており、初めてのECにも適しています。Eストアーの名でも知られており、比較的認知度は高めです。
向いている事業者:中規模以上の本格EC・モールからの卒業組
初期費用を抑えつつも、多機能で高度な施策が実行可能。独自ドメインや外部連携、広告タグ管理にも対応しており、特にモールから自社ECへ移行したい事業者に選ばれています。
向いている事業者:小〜中規模の個人・クリエイター・地方事業者
使いやすくコストパフォーマンスに優れ、デザインテンプレートも豊富。GTM対応など高度な機能にも対応可能で、将来的に成長を見据えた個人事業者や中小企業にもおすすめです。
向いている事業者:BtoB特化・法人取引・掛け払い対応が必要な事業者
会員制EC・卸販売に特化しており、価格表示や決済条件の個別設定が可能。法人間取引に必要な機能が整っているため、BtoB事業者には最適です。
向いている事業者:個人・小規模事業者・初めてネットショップを持つ人
無料で簡単にショップを開設できるのが最大の魅力。初期投資を抑えてスタートしたい方に人気。ただし、広告タグの設置に制限があるため、本格的なマーケティング施策を展開したい事業者には不向きです。
向いている事業者:小規模店舗や実店舗併用のEC初心者
POSや予約機能など実店舗連携が可能。BASEと同様、使いやすさが特長ですが、広告タグの設置などでは制限があり、自由度は限られます。シンプルな運用を求める方向けです。
マーケティング施策を行う上で、Googleタグマネージャー(GTM)や広告タグの設置が可能かどうかは非常に重要な要素です。以下、主要カートの対応状況を文章で整理しています。
Shopify:自由度は高いが、広告タグやGTM設置にはHTML/CSS/JSの知識が必要な場面も多く、開発者による対応が前提となる。
ecforce:CV計測や広告タグの設置に柔軟に対応。CRMツールとも標準で連携しやすく、マーケ施策が組みやすい。
フューチャーショップ:GTM設置に対応しており、CRMやメール配信ツールとも連携可能。マーケティング基盤としても優秀。
ショップサーブ:タグ設置は可能だが、自由度や連携性はやや限定的。シンプルな施策には問題なし。
MakeShop:タグ設置・GTM・CRMツール連携に対応。中〜大規模向け施策も可能で、柔軟性は比較的高い。
Bカート:BtoB取引に特化しており、広告施策よりも業務効率化・営業支援の面での連携が中心。
BASE:広告タグの設置に制限があり、GTM連携も標準では非対応。広告運用を本格化させるには不向き。
STORES:BASEと同様にタグ設置の制限あり。シンプルな運用に向くが、マーケティング面での拡張には限界がある。
カラーミーショップ:GTMや広告タグ設置に対応。連携の柔軟性があり、中小規模でも本格施策が可能。
Q. GTMが使えないカートでも広告運用はできますか?
A. 可能ですが、タグ設置が手動になるため、運用の手間やトラッキングの精度に影響が出ることがあります。
Q. ノーコードで始めたいけどマーケ連携もしたい場合は?
A. STORESやBASEは操作性は高いですが、マーケティング連携に制限があります。中長期運用を視野に入れるなら、カラーミーショップやMakeShopも検討するとよいでしょう。
ECサイト構築においては、目的・事業規模・マーケティング方針に応じてカートを選ぶことが、長期的な成功につながります。
初期コストを抑えて始めたいなら「BASE」「STORES」
本格的なマーケ施策を展開したいなら「ecforce」「フューチャーショップ」「Shopify」
法人取引が主なら「Bカート」
柔軟な運用をしながら成長したいなら「MakeShop」「カラーミーショップ」
また、マーケティングツールとの連携状況や広告タグ設置の自由度も、後から大きな差になる部分です。事業の成長を見据えて、今後やりたいことに対応できるカートを選定しておくのがいいでしょう。