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Facebook広告・Instagram広告でコンバージョン獲得目的の広告配信をするならコンバージョンAPIを使った方がいい

Facebook広告・Instagram広告のコンバージョンAPIって知ってますか?

Facebook広告・Instagram広告の成果としてコンバージョン計測を行って、より多くのコンバージョンを獲得する為に広告配信を行っている企業が多いと思いますが、コンバージョン目的で広告配信を行う場合はコンバージョンAPIを活用した方がいいと思うので、コンバージョンAPIについて、ご紹介します。

通常、Facebook広告・Instagram広告のコンバージョン計測は、ユーザーがサイトを訪問した際に発行されるcookie情報を元に計測されます。

コンバージョンAPIとは、cookie情報ではなく、サーバー情報に基づいて計測されるコンバージョン計測となります。

※コンバージョンAPIについて

コンバージョンAPIを活用するメリット

コンバージョンは広告アカウントで発行するピクセルを元に計測することができますが、コンバージョンAPIはピクセルではなくサーバーに保存されている情報を活用してコンバージョン計測を行うことができる為、近年影響が強くなっているITPの影響を受けにくいというメリットがあります。その他にも大きく下記のようなメリットが考えられます。

●CPAが改善できる可能性がある

cookie情報を活用しない為、広告ブロッカーの影響を受けにくい他、ブラウザの読み込みエラーによるコンバージョン計測が漏れることを防止することができます。

●広告配信を最適化するイベントを増やすことができる

コンバージョンAPIを活用することで今まで計測できなかったコンバージョンを計測することができる為、イベント数を増やすことができます。

広告の最適化配信はイベント数が多いほど配信の精度を高めることが可能となります。

その為、コンバージョンAPIを活用することでイベント数を増やすことができ、結果として広告の最適化配信が行いやすくなります。

 

コンバージョンAPIを活用することで大きく上記のようなメリットを得ることができ、Facebookピクセルと合わせて活用することで効果を発揮することができるでしょう。

 

コンバージョンAPIの設定方法

コンバージョンAPIは、Facebook広告アカウントのイベントマネージャーで設定を行うことができます。

イベントマネージャーに入るとピクセルの選択ができると思いますので、設定するピクセルを選択してピクセルの設定から設定を行います。

ピクセルの設定に入って下にスクロールすると、下記の赤枠のようにコンバージョンAPIという項目があるので、この部分から設定を行います。

コンバージョンAPIには、「コンバージョンAPIゲートウェイを使って設定」もしくは「手動で設定」で設定を行うことができますので、設定しやすい方法で設定を行いましょう。

コンバージョンAPIを設定するとiPhoneを中心にコンバージョン計測ができない状況になってきているコンバージョン計測もある程度は計測できるようになるので、ピクセルのみでコンバージョン計測するよりはコンバージョン数を増やすことができる為、広告の学習機能を促進することができます。

特にGoogleChromeもそろそろITP対応を行う予定なので、iPhoneだけでなくGoogleChromeもcookie情報を元にしたコンバージョン計測が難しくなることを考えるとコンバージョンを元にした学習機能を充分に発揮できなくなる将来が近い将来にくることが予想されます。

その為、ITPが広がる中でもコンバージョン計測ができるコンバージョンAPIは、Facebook広告・Instagram広告で広告配信を行う中では必要になるでしょう。