Microsoft アカウントを使わなくなった、あるいはプライバシーの観点からアカウントを削除したいと考える方もいるでしょう。この記事では、Microsoft アカウントを完全に解約(閉鎖)する手順を、事前に確認すべき注意点とあわせてわかりやすく解説します。
✅ Microsoft アカウントを解約する前に確認すべきこと
アカウントを閉鎖する前に、以下のポイントを必ず確認しましょう。
1. 関連サービスが利用できなくなる
Microsoft アカウントに紐づいている以下のサービスもすべて使えなくなります。
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Outlook(メールアドレスも含む)
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OneDrive(保存ファイルが削除される)
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Skype(チャット履歴や通話履歴も含む)
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Xbox、Microsoft Store、Office(ライセンス情報含む)
2. 30日または60日の猶予期間がある
解約手続き後すぐに削除されるわけではなく、**30日または最大60日間の「回復可能期間」**があります。誤って解約しても、この期間内にログインすればアカウントを元に戻すことが可能です。
🔄 アカウント解約前の準備(データのバックアップなど)
解約後にデータを失わないため、以下の作業を済ませておきましょう。
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OneDriveのファイルをローカルに保存
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Outlookのメールをエクスポート
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Skypeの連絡先をバックアップ
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Microsoft Storeの購入履歴やライセンスの確認
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サブスクリプション(Microsoft 365など)のキャンセル
📝 Microsoft アカウントを解約(閉鎖)する手順
1. 専用の解約ページにアクセス
以下のリンクから、Microsoft のアカウント閉鎖手続きページにアクセスします。
👉 Microsoft アカウントを閉じる
2. ログイン&本人確認
閉鎖したいアカウントでログインし、セキュリティコードによる本人確認を行います。
3. 注意事項に同意(チェックリストを確認)
表示される注意事項を確認し、各項目のチェックボックスに同意していきます。
4. 閉鎖理由を選択
「アカウントを閉じる理由」を選びます(例:「使用しなくなった」「セキュリティ上の理由」など)。
5. アカウントの閉鎖を実行
最後に「アカウントをマークして閉鎖」をクリックすれば手続き完了です。
💡 よくある質問(FAQ)
Q. 解約後にデータは復元できますか?
A. 30日または60日の猶予期間内であれば復元可能です。ログインするだけで閉鎖がキャンセルされます。
Q. OutlookやSkypeの連絡先はどうなりますか?
A. アカウントと紐づいているすべての連絡先、履歴は削除されます。必ずバックアップを取ってください。
Q. 有料サービスの解約は自動でされますか?
A. 一部のサブスクリプションは手動でキャンセルが必要です。Microsoft 365 などの定期購入がある場合は、対象のMicrosoftのサービスページでキャンセル手続きを行いましょう。
✍️ まとめ
Microsoft アカウントを解約するには、しっかりとした準備と慎重な手続きが必要です。データのバックアップやサブスクリプションの確認を済ませてから解約を進めましょう。
アカウントを使わなくなった場合も、いったん30日〜60日の猶予期間があるので、万が一のときも安心です。