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Google広告で動画広告の課金形態をフォーマットごとにご紹介

Google広告の動画広告で発生する課金形態は視聴単価だけではない

現在、多くの企業がWEB広告を活用して企業のPRを行っていると思います。

WEB広告の中でもテレビCMに代わる広告として動画広告の重要性が増してきているように見受けられます。

動画広告の中でも日本で圧倒的な利用者数を誇る動画メディアであるYouTubeで広告を配信できるGoogle広告を活用している企業も多いのではないでしょうか。

Google広告の動画広告は、インストリーム広告・インフィード広告・バンパー広告・アウトストリーム広告など様々なフォーマットがあります。

以前は、動画広告フォーマットも今ほど種類がなく、入札も視聴単価制のインストリーム広告を利用する企業が多かったので、Google広告の動画広告は視聴単価制のみだと思われている方も多いのではないでしょうか。

現在、動画広告も活用の仕方が変化してフォーマットも充実している為、視聴単価制以外の入札方法が増えております。

今回は、Google動画広告の課金形態をフォーマットごとにご紹介します。

フォーマットごとの動画広告課金形態

Googleの動画広告では、同じ動画広告フォーマットでもキャンペーンで設定している入札戦略によって課金形態が変化することがあります。

■スキップ可能なインストリーム広告

スキップ可能なインストリーム広告では、キャンペーンで設定している入札戦略によって課金形態が変化します。

●CPV単価制(視聴単価制)

CPV単価制(視聴単価制)では、「目標インプレッション単価」・「目標コンバージョン単価」・「コンバージョン数の最大化」以外の入札戦略を設定している場合の単価設定となります。

課金タイミングとしては、ユーザーが動画を30秒以上視聴した場合に課金されることとなります。

30秒未満の動画だった場合は、最後まで視聴したタイミングで課金がされます。

●CPM単価制(インプレッション単価制)

CPM単価制(インプレッション単価制)では、「目標インプレッション単価」・「目標コンバージョン単価」・「コンバージョン数の最大化」の入札戦略を設定している場合の単価設定となります。

課金タイミングとしては、広告は1,000回表示されるごとに課金されることとなります。

■スキップ不可のインストリーム広告

スキップ不可のインストリーム広告では、CPM単価制(インプレッション単価制)のみの課金形態となっており、広告は1,000回表示されるごとに課金されることとなります。

■インフィード広告

インフィード広告では、CPV単価制(視聴単価制)のみの課金形態となります。

インフィード広告は、広告をクリックすると動画が再生される仕様となっている為、広告をクリックしたタイミングで課金がされることとなります。

■バンパー広告

バンパー広告では、CPM単価制(インプレッション単価制)のみの課金形態となっており、広告は1,000回表示されるごとに課金されることとなります。

■アウトストリーム広告

アウトストリーム広告では、vCPM単価制(視聴可能なインプレッション単価制)の課金形態となります。

課金タイミングとしては、動画が2秒以上再生された場合にインプレッションとして認識されて課金されることとなります。

 

参照:動画広告フォーマットの概要/Google公式

上記のようにGoogleの動画広告では、フォーマットごとに課金形態が異なります。

動画広告は、視覚的な訴求力が高い一方で目的もなく、何となく配信すると失敗するケースが高い広告媒体でもあります。
広告の目的と課金形態を踏まえて配信するフォーマットを選びましょう。