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【Google広告】2023年8月1日で類似オーディエンスの提供が終了

2023年の8月1日で類似オーディエンスの提供が終了

Google広告では、多くの広告主がリマーケティング機能を活用したバナー広告の配信を行っているかと思います。

リマーケティング広告では、一度サイトを閲覧したユーザーへの広告配信となり、効果が高い傾向があります。

ただ、新規ユーザーへの広告配信ができない為、新規ユーザーをサイト誘導したい場合は類似オーディエンス(類似セグメント)という機能を活用することも多かったのではないでしょうか。

その類似オーディエンス(類似セグメント)の提供が2023年8月1日で提供を終了するということなので、ご紹介したいと思います。

 

類似オーディエンスとは

Google広告の類似オーディエンスとは、広告主のサービスと親和性の高い新規ユーザーをサイトへ誘導する為のターゲティング機能となります。

Google広告では、一度サイトを閲覧したユーザーに再訪問してもらうことで広告の費用対効果を高めるというリマーケティングという機能があります。

このリマーケティングは、一度サイトを閲覧したユーザーをオーディエンスリストというリストに情報を格納して広告配信に活用しています。

このオーディエンスリストのユーザーと興味関心が似ているユーザーをリスト化したものが類似オーディエンスのリストになります。

この類似オーディエンスリストは、一度サイトを閲覧したユーザーと興味関心が似ていることから新規ユーザーではあるものの効果が期待できるユーザーである可能性が高い為、リマーケティング広告だけでは物足りないと感じた時に実施する広告施策となっています。

今までは、リマーケティング広告で活用するオーディエンスリストを作成すれば、類似オーディエンスリストが自動的に作成されるようになっていました。

それが、2023年8月1日以降は、類似オーディンスリストが作成されなくなる為、類似オーディエンスを活用した広告配信を行っている広告運用担当は今後は気を付ける必要があるでしょう。

 

類似オーディエンスの代替機能とは

2023年8月1日以降に類似オーディエンス機能が廃止されますが、類似オーディエンス機能は単純に廃止されるだけでなく、代替機能もGoogleは用意してくれています。

Google広告では、元々最適化されたターゲティングという機能があります。

最適化されたターゲティングとは、Googleが過去の配信傾向から効果が高いと判断したユーザーであれば、オーディエンスリストに入っていないユーザーにも広告配信を行うという機能になります。

機能的には、類似オーディエンスと似ていますが、過去の配信結果を元にターゲットを拡げる為、類似オーディエンスよりも効果が見込める配信手法となります。

その為、今回の類似オーディエンス機能の廃止は、機能を最適化されたターゲティングに集約することが目的だったのではないかと推察します。