LINEビジネスIDのログインでも2段階認証が導入に
先日、LINEヤフーよりLINEビジネスIDでログインする方法が変更になるというリリースがありました。
それは他の媒体では導入されていることがある2段階認証をLINEビジネスIDでのログインでも基本的に活用するように有効化するということです。
今回は、LINEビジネスIDのログインでLINEヤフーが有効化する2段階認証について、ご紹介します。
2段階認証を活用したログインでの影響とは
今回、LINEビジネスIDでログインする時の2段階認証の有効化は2024年9月3日からなので、現在すでに有効化されている状態ですが、どのようなユーザーが対象になっているかというと下記のユーザーがログインする際に2段階認証が必要になるということです。
・LINEビジネスIDにメールアドレスを登録して利用されているユーザー
※LINEビジネスIDにメールアドレスを登録しておらず、「LINEアカウント」でのログインのみで利用されているユーザーには影響がないようです。
そして、今回の2段階認証有効化で影響を受けるサービスは、下記になるようです。
・LINE公式アカウント
・LINE広告
・LINE Developers
※その他、LINEビジネスIDを利用する全てのサービスが対象となるようです。
上記のサービスを見ると、LINEを活用してPRを行うようなサービスが今回の主な対象になっている気がします。
LINEビジネスIDでは、今のところメールのみで対応しているようで、LINEビジネスIDに登録しているメールアドレスに2段階認証のコードが送られる為、そのコードを入力することでLINEビジネスIDでのログインを行うことができます。
■サービスの管理画面にログインできない場合の対応
2段階認証のログインコードは登録されているメールアドレス宛に送信されるため、対象のメールアドレスでログインコードを受け取れないと管理画面にログインすることができません。
ログインコードが受け取れず管理画面にログインできなくなった場合、他に管理画面にログインできる管理者の方がいれば、新たにLINEビジネスIDを作成した上で、他の管理者の方に管理画面への招待を依頼することで対応ができるかと思います。
他に管理画面にログインできる管理者がいない場合は、各サービスのお問い合わせ窓口まで連絡することで各窓口担当の方が対応をしてくれるようです。
LINEビジネスIDのログインをする際に2段階認証を行う仕組みは元々あったのですが、今まで活用するユーザーが少なかった為、今回LINEヤフーが強制的に有効化にしたのではないかと推察します。
今回の2段階認証有効化で勝手に余計な手間を増やしやがってと思っている人もいるかもしれませんが、セキュリティのことを考えると2段階認証は有効な手段だと思います。
なので、2段階認証を無効化することもできますが、できれば有効化したままでLINEのビジネス活用を進めていきましょう。