facebookページ・Instagramページを個人アカウントで管理していませんか?
現在、多くの企業がfacebook・Instagramを使って自社サービスのPRを行っているかと思いますが、どのように管理しているのでしょうか?
facebook・Instagramは、各サービスのアカウントを持っていれば、個人アカウントでfacebookページ・Instagramページを作成することが可能です。
自分の個人アカウントからfacebookページ・Instagramページにどれくらいのユーザーが興味を持っているかも数値化できるので、現在も多くの方が個人アカウントでfacebookページ・Instagramページの管理を行っているケースがあると考えられます。
しかし、現在はシステムが複雑化しており、個人アカウントでfacebookページ・Instagramページの管理を行っているとデメリットもある為、facebook・Instagramを運営しているMeta社はビジネスマネージャーを活用したページ管理を推奨しています。
今回は、facebookページ・Instagramページをビジネスマネージャーで管理した方が良い理由について、ご紹介します。
ビジネスマネージャーで管理しない場合のリスク
facebook・Instagramは、日本では2,000~3,000万ほどの人が利用しているSNSである為、非常に集客効果が期待できる媒体となっております。
その為、多くの企業がfacebook・Instagramを活用して自社サービスのPRに活用しています。そして、年々機能が複雑化していることもあり、SNSの管理を複数の担当者で行うことも少なくありません。
個人アカウントでも複数のユーザーに権限を付与することができるのですが、個人アカウントだといろいろとリスクもあります。
個人アカウントでfacebookページ・Instagramページを管理した場合のリスクとしては、下記の項目が考えられます。
・facebookページ、Instagramページの所有権が個人に紐付けられている
facebookページ、Instagramページの所有権が個人に紐付けられる為、担当者が退職した場合、今まで活用していたfacebookページ、Instagramページを使うことができなくなる可能性があります。
・個人アカウントが何らかの理由で停止処理を受けた場合、facebookページ・Instagramページをいじることができなくなる可能性がある
個人アカウントでアカウント停止処理を受けてしまうと個人アカウントをそもそも開けなくなることと、そういったケースは複数のユーザーに権限を付与していないことも多いので、アカウント停止中はfacebookページ・Instagramページで投稿などを含めた調整ができなくなる可能性があります。
ただ、個人アカウントが停止されてもfacebookページ・Instagramページまで停止されることは、ほとんどありません。
・広告を活用して集客を行う場合の集客力が低下する場合がある
広告を活用して集客を行う場合は、ビジネスマネージャーを活用しないとできない機能がある為、広告の効果を最大限に発揮できない可能性があります。
facebookページ・Instagramページをビジネスマネージャーで管理した方が良い理由
facebookページ・Instagramページを個人アカウントで管理すると、所有権が個人に紐付けられることから上記のようなリスクが発生しますが、ビジネスマネージャーを活用することでfacebookページ・Instagramページの所有権が組織に紐付くことになり、組織で動くにあたって便利な機能が多数ある為、ビジネスマネージャーを活用して管理した方が良いことがあります。
では、ビジネスマネージャーで管理すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
大きなメリットは、下記の項目が考えられます。
・facebookページ、Instagramページの所有権が企業に紐付けられる為、担当者が退職しても引き続きページの管理を続けることが容易にできる
ビジネスマネージャーで管理することで所有権を組織に紐付けることができる為、担当者が退職しても同じようにページ運用を行うことができます。
・ページの管理と広告の管理を一元化することができる
facebookページ・Instagramページの運用はページの管理だけでなく、広告代理店に権限を付与するなどの対応も行う必要があります。そのような対応をビジネスマネージャーを活用することで一元管理することが可能になります。
・複数のfacebookページ・Instagramページの管理を容易に行うことができる
個人アカウントでfacebookページ・Instagramページの管理を行うと新たに特定のページにユーザー追加などを行う場合、いくつかページを遷移して対応する必要がありますが、ビジネスマネージャーを活用することで、いろんな作業を一つのページで対応することが可能になることがあります。
・広告効果を高めることができる可能性がある
広告を配信する時にコンバージョンを設定して配信するのですが、コンバージョン計測を行うにあたって、ドメイン認やコンバージョンAPIという設定をしないと計測できるコンバージョンに制限が掛けられてしまいます。ドメイン認証やコンバージョンAPIはビジネスマネージャーを活用しないと設定ができない為、広告の効果を最大限発揮する為にはビジネスマネージャーを活用しないといけない場合があります。
このようにfacebookページ・Instagramページを運用するにあたっては、ビジネスマネージャーでページの管理を行うことが推奨されていますので、まだビジネスマネージャーで管理を行っていない場合はビジネスマネージャーの活用を検討してはいかがでしょうか?
ビジネスマネージャーのアカウントは、下記のURLから開設が可能ですので、アカウント開設にご活用ください。